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今までに購入した2.5インチSATAディスク用の外付けケースについて書いたものをまとめたページです。ポイントは10段階評価で5 Pが標準、3 P以下はおススメできないケース、6 P以上はおススメ、8 P以上は超おススメのケースです。AppleのノートブックをMac OS Xで使った時での相性を最重要項目にして始めたので、プラスマイナスの評価はWindowsマシンでは必ずしも当てはまりません。今後はできるだけWindowsマシンも視野に入れたまとめページにしたいと思います。
こちら にケース選びの時の留意点をまとめてあるのでご参照ください。
ケースごとにアップしてある転送速度検証はマシン内蔵ドライブがHDDとSSDの場合に分けて、前者の場合はPCでUSB 3.0とeSATAポート搭載のケース、MacでFirewire 800、USB 3.0、eSATAポート搭載のケースの結果をアップ、後者の場合はPCでeSATAポート搭載のケース、MacでUSB 3.0とThunderboltポート搭載ケースの結果をアップしています。内蔵ドライブがSSDの場合のPCマシンでのUSB 3.0は、検証用PCマシンのUSB 3.0ポートがどうしようもなく遅いので検証はしていません。マシン内蔵ドライブによって結果を分けているのは、SSDをマシン内蔵ドライブに使うことによってRAIDケースにHDDを入れた場合など転送速度が大幅に変わってくるからです。安いHDDで手頃にまとめるのか、もしくはSSDに投資して転送速度を取るのか等、ケースを買う時の予算を考えて参考にしていただければと思います。転送速度はこのBlogの検証と同じ環境を揃えれば特殊なソフトを使うことなく誰にでも達成できる速度です。
クイックリンク
転送速度検証環境 (HDD 内蔵ドライブ)
• 機種
PC: ZOTAC nano AD10 1.6 GHz 8GB(AHCIモード)
Mac: MacBook Pro 4.1 (Early 2008) 2.5 GHz 6GB, MacBook Air 5.1 (Mid 2012) 1.7 GHz 4GB (Thunderbolt検証のみ)
• システム
PC: Windows 7 SP1 Home Premium
Mac: OS X Snow Leopard (10.6) & Lion (10.7)
• 内蔵ドライブ: Western Digital Scorpio Black (750 GB, 7200 RPM) WD75000BPKT
• 外付けドライブ: Samsung Spinpoint MP4 (640 GB, 7200 RPM) HM640JJ
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
OS 内蔵ドライブのFS 外付けドライブのFS
Windows
NTFS
NTFS
OS X
HFSX
HFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 8.0 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB(空ファイル) x 1
• 使用ポート
Firewire 800
Mac: マシン搭載ポート
USB 3.0
PC: マシン搭載ポート(Renesas社製ホストコントローラー)
eSATA
PC: マシン搭載ポート
eSATAp
転送速度検証環境 (SSD 内蔵ドライブ)
• 機種
PC: ZOTAC nano AD10 1.6 GHz 8GB(AHCIモード)
Mac: MacBook Air 5.1 (Mid 2012) 1.7 GHz 4GB
• システム
PC: Windows 7 SP1 Home Premium, Windows 8 Pro, Ubuntu 12.04.1 LTS, Ubuntu 12.10
Mac: OS X Lion (10.7) & Mountain Lion (10.8)
• 内蔵ドライブ
PC: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
Mac: Apple SSD TS128E (128GB, MacBook Air)
• 外付けドライブ
HDD:
(旧)Samsung Spinpoint MP4 (640 GB, 7200 RPM) HM640JJ
(新)HSGT Travelstar 7k1000 (1TB, 7200 rpm)
SSD: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
OS 内蔵ドライブのFS 外付けドライブのFS
Windows
NTFS
NTFS
Linux
ext4
ext4
OS X
HFSX
HFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 8.0 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB x 1
• 使用ポート(全てマシン搭載ポート)
eSATA (PCのみ)
USB 3.0 (Macのみ)
Thunderbolt (Macのみ)
転送速度検証環境 (SSD 内蔵ドライブ2)
• 機種
PC: ZOTAC nano AD10 1.6 GHz 8GB(AHCIモード)
Mac: MacBook Air 6.2 (Mid 2013) 1.3 GHz 8GB
• システム
PC: Windows 7 SP1 Home Premium, Windows 8 Pro, Ubuntu 12.04.1 LTS, Ubuntu 12.10
Mac: OS X Mountain Lion (10.8)
• 内蔵ドライブ
PC: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
Mac: Apple SSD SM0256F (256GB, MacBook Air)
• 外付けドライブ
HDD:
(新)HSGT Travelstar 7k1000 (1TB, 7200 rpm)
SSD: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
OS 内蔵ドライブのFS 外付けドライブのFS
Windows
NTFS
NTFS
Linux
ext4
ext4
OS X
HFSX
HFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 8.0 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB x 1
• 使用ポート(全てマシン搭載ポート)
eSATA (PCのみ)
USB 3.0 (Macのみ)
Thunderbolt (Macのみ)
転送速度検証環境 (SSD 内蔵ドライブ3)
• 機種
PC: ZOTAC nano AD10 1.6 GHz 8GB(AHCIモード)
Mac: MacBook Air 6.2 (Mid 2013) 1.3 GHz 8GB
• システム
PC: Windows 7 SP1 Home Premium, Windows 8 Pro, Ubuntu 12.04.1 LTS, Ubuntu 12.10
Mac: OS X Mountain Lion (10.8)
• 内蔵ドライブ
PC: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
Mac: Apple SSD SM0256F (256GB, MacBook Air)
• 外付けドライブ
HDD: (新)HSGT Travelstar 7k1000 (1TB, 7200 rpm)
SSD: Samsung 830 Series (128 GB) MZ-7PC128
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
OS 内蔵ドライブのFS 外付けドライブのFS
Windows
NTFS
NTFS
Linux
ext4
ext4
OS X
HFSX
HFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 4 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB x 1
• 使用ポート(全てマシン搭載ポート)
eSATA (PCのみ)
USB 3.0 (Macのみ)
Thunderbolt (Macのみ)
クインティプルドライブ
RAID
USB 3.0 & eSATA
デブネコ独断偏見ポイント:
3 P
プラス
コンパクトなサイズ
抑えめの電力消費
簡単なドライブの設置
使いやすいRAIDソフト
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
不安定極まりない動作
RAID0の効果がない転送速度
重列横置きのタンク型ケース。Chieftecブランドで売られていますが実体はSNTの製造で、
SNT ST-2250RU3 の兄弟分です。アメリカでは
AMSブランドでVENUS T5C mini として売られています。Max. 5TB以上サポート。サポートする厚みは9.5ミリ x 5でポートはUSB 3.0 x 1、eSATA x 1です。USB 3.0はB端子を使用。電源on/offのスイッチ付きでDC INは当然あり。SNT ST-2250RU3と同じで、外部電源はDC +5V/4.0A、ディスクハウスのフタの開閉ボタンが各ディスクのインジケータを兼ねています。ディスクの出し入れはボタンで開く計5つの蓋を開けて行い、ネジは不要で出し入れは簡単ですが、蓋の強度があまりないです。RAID設定はRAIDモード設定用のスイッチ類と付属のソフトJMRaidSetupを使って行い、スイッチだけでも設定できて、Macでも各RAIDモードがしっかり認識されます。JMRaidSetupはアイコンも付いていないなど不安にさせる外観ですが、立ち上げてみるとしっかりしたアプリですし設定は簡単に行え合格点をあげられます。RAID設定をしたあとはディスクユーティリティでフォーマットするだけで、GUIDパーティションももちろん作れます。サイズは本当に5つもディスクが入るのと思ってしまうほどコンパクトで、挿入ディスク数は1〜5まで問題なく動きます。手触りも良。Macでは今のところExpressCardを使わないとUSB 3.0のスピードは味わえませんが、USB 2.0ケースとして問題なく動きます。RAID0の設定では、ケースの電源をオンにしてからインジケーター全てが点灯して使用準備が整うまでに20⁓30秒ほどかかりますので、慌ててコンピューターに接続しないようにしましょう。兄弟のUSB 3.0ポートオンリーのST-2250RU3にくらべて、CTM-2250RCのUSB 3.0とeSATAの複合チップは挙動が不安定で3回に1回は突然接続が切れてこけます。ということでチップの出来がすごく悪いです。ちなみに一回返品して新しく送ってもらったものも同じ症状が出ましたので、個体差によるものというよりは、同じ時期に製造されたもの全てに共通という可能性が大です。ポート類は一通り使えますが、チップの挙動が不安定なのはディスクにダメージを被る可能性もありますので大きなマイナスです。
転送速度はeSATAとUSB 3.0でほとんど差はなく、USB 3.0では兄弟のST-2250RU3に及びませんし、RAIDのメリットもないと言って良いでしょう。価格がこの手のケースにしてはまあまあ良心的というのも兄弟のST-2250RU3と同じ。僅かな差の価格と搭載ポートだけで考えればこちらの方がST-2250RU3よりも良い買い物に思えますが、安定した動作が要求されるタンク型RAIDケースなのにチップの挙動が不安定ということと低い転送速度を考えると、とてもおススメできません。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください) 使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
5
0
89.4 MiB/s
138.0 MiB/s
eSATA
未計測
未計測
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。 使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
5
0
90.6 MiB/s
107.8 MiB/s
eSATA
90.6 MiB/s
103.4 MiB/s
USB 3.0
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
コンパクトなサイズ
簡単なドライブの設置
安定した動作
高速USB 3.0
使いやすいRAIDソフト
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
シングルドライブと変わらない書き込み転送速度
けっして静かとは言えない駆動音
初めて買った2.5インチSATAディスク用重列横置きのタンク型RAIDケースです。Max. 5TB以上サポート。サポートする厚みは9.5ミリ x 5でポートはUSB 3.0 x 1のみです。USB 3.0はB端子を使用でコントローラーはJMicron製。電源on/offのスイッチ付きでDC INは当然あり。外部電源はさすがにクインティプルなだけあってDC +5V/4.0Aです。ディスクハウスのフタの開閉ボタンが各ディスクのインジケータを兼ねています。ディスクの出し入れはボタンで開く計5つの蓋を開けて行いネジは不要です。出し入れは簡単ですが、蓋の強度があまりなくて仕上がりはSilverStone DS221やRaidSonic Icy Box IB-2221StU-Bほどは良くありません。RAID設定はRAIDモード設定用のスイッチ類と付属のソフトJMRaidSetupを使って行います。スイッチだけでも設定できて、Macでも各RAIDモードがしっかり認識されます。挿入ディスク数は1〜5まで問題なく動きます。JMRaidSetupはアイコンも付いていないなど不安にさせる外観ですが、立ち上げてみるとしっかりしたアプリですし設定は簡単に行え合格点をあげられます。RAID設定をしたあとはディスクユーティリティでフォーマットするだけで、GUIDパーティションももちろん作れます。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。WindowsでのRAID設定は思いの外苦労しました。まずはUSB 3.0ポートに繋ぐとRAID設定はできないので、USB 2.0ポートに繋ぐ必要があります。ケースのファームウェアも古くなっていてRAID設定やフォーマットがまともにできませんので、どこからか
jmicron_539-551-drivers というのをダウンロードしてくる必要があります。それを解凍すると二つツールが入っていますが、わたしが使ったのは
FWUpdateTool_v1_17_06 です。このツールを立ち上げてフォルダーの中にある
JMS539-PM_255.31.341.22.BIN というファイルを選択してアップデートしました。アップデート自体は簡単にできます。その後はMacと同じでJMRaidSetupという付属のソフトでRAID設定してフォーマットするだけです。普通こういうのはWindowsでは楽にできて、Macではまともに動かないもんだと思っていましたが、このRAIDケースに限っては逆でした
サイズは本当に5つもディスクが入るのと思ってしまうほどコンパクトで手触りも良。写真を見た時は重厚なイメージがあったのですが、実際はかわいらしいです。正直タンク型のケースはあまり好きではなかったのですが、ST-2250RU3のおかげで見直しました。価格はこの手のケースにしてはまあまあ良心的で、ケースの内容に見合った価格と言えるでしょう。2.5インチで5つのディスクということで賛否あるでしょうが、わたしみたいに3.5インチの大きさや電力消費が嫌な人もいるでしょうし、USB 3.0がこれからどんどん普及することを考えるとおススメできます。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
5
0
75.8 MiB/s
92.3 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.8 MiB/s
140.4 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
5
0
86.8 MiB/s
96.6 MiB/s
OS X Lion 10.7
95.7 MiB/s
116.4 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(旧)
OS X Mountain Lion 10.8
5
0
189.3 MiB/s
166.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(旧)
OS X Mountain Lion 10.8
5
0
189.6 MiB/s
173.6 MiB/s
クアッドドライブ
JBOD
Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
スタイル
極上な仕上げ
強固な造り
750 MiB/sを超える神速Thunderbolt
安定した動作
静かなファン
マイナス
専用ドライバーをインストールしなくてはならない
Windowsでは使用できない
OS Xでもブートに対応していない
デイジーチェーンで中継ぎに使った場合、電源を落とすと末端の機器が使えなくなる
電力消費の大きいドライブは使えない。
ケース本体の電力消費
正式にサポートしているのはOS X 10.8.5まで。10.9以降は動作はするが正式サポートではない。
正式にサポートしているドライブの数が少ない
特価で手に入れた横置きスクエア配列クアッドドライブの据え置き型Thunderbolt接続JBODケースです。サイズは縦横が20.1cmの正方形で高さが4.4cmです。重量は空で1.6キロ、HDD4つ入りで2.4キロとノートブックよりも重たくなります。サポートしているのは9.5ミリ厚までのドライブのみ。電力消費の大きいドライブは使えません。OSのサポートもMacのみでMountain Lion (10.8.4)までを正式にサポートしています。今のところMavericks(10.9.4)でも問題は起きていません。プロセッサを二つ搭載していて、システムモニターおよび電力管理機能はNXP ARMベースのLPC1114、PCIe: 4 ポート、SATA/SAS コントローラーはLSI SAS 2004が受け持っています。後者はなんとPowerPC 440 Coreです。ポートはThunderboltポートが二つでデイジーチェーンをサポートですが、残念なのはデイジーチェーンで中継ぎに使った場合、電源を落とすと末端の機器が使えなくなってしまうことです。ACアダプタは内蔵型で12ボルトのもを使用。電力消費は最大で45Wですが、HGST Travelstar 7K1000を4つ使用してのワットチェッカーによる計測では、起動時21W、アイドル時に15W、アイドル時にファンが回って16W、10 GiBのファイルコピーで内蔵ドライブからPegasus J4へのコピー時で25W、Pegasus J4から内蔵ドライブへのコピー時で26Wでした。思っていたよりも電気を喰わないなという感じです。 電源プラグを繋ぐと自動的に起動してパワーボタンは5秒押して電源を切るキルスイッチです。インジケーターはステータスLED、Thunderbolt接続LED、ドライブ作動LEDの3種類です。完全に起動するまでに30秒ほどかかります。ディスクの導入や交換はケースの裏側にある5つのネジと、ディスクを留めているネジを4つ外して行います。導入には付属CDにある独自のドライバーをインストールしなくてはなりません。ファンがうるさいと聞いていたのですが、実際にはAkitio Thunder Duoと同程度のチーという音が聞こえるのみです。7200rpmのHDDを入れた状態だとThunder Duoよりも静かかもしれません。仕上げと質感はさすが高価格な製品だけあって極上、いぶし銀の筐体上部は最高の手触りです。ケースの中もシンプルでアクセスしやすい構造になっており好感が持てます。ドライブの交換はネジ止め式のケースなかでは最も簡単です。おそらくSATA/SAS コントローラーのせいだと思いますが、ディスクユーティリティで見ると4つのディスクはSAS接続として認識されます。転送速度は2014年8月28日付けでこのブログ史上最速です。外付けドライブから内蔵ドライブへのファイルコピーでAkitioのThunder Duo負けていますが、ケースのせいではなく検証用マシンの内蔵ドライブのフリーの容量が検証時に少なかったのが原因です。表のSSDを使った転送速度はドライブがそろわず3つしか使っていませんが、それでもこの速さです。SSDを四つ使えって内蔵ドライブの速いマシンを使えば間違いなくWrite・Read共に800 MiB/sを突破できるでしょう。ライバルはAkitioのThunder DuoやThunder D3辺りでしょうが、これらに対するメリットはクアッドドライブということでHDDでも400 MB/s以上の転送速度が得られ、大容量と高速な転送速度の両立ができるいうことでしょうか。HDDの転送速度の進化は鈍っていますしAkitioのThunder DuoやThunder D3ではSSDを使わない限りは今後も300 MB/s以上の転送速度さえ無理でしょう。今までこのブログて扱ってきた3つ以上のマルチドライブを搭載できる2.5インチディスク用ケースは遅いか、不安定か、時代遅れかのいずれかでHDDとは言えとても最新のドライブを入れて使う気にはなれなかったのですが、やっと大容量と転送速度の両立ができる安定した外付けケースということで重宝しそうです。弱点は上の方に列挙してある通りです。Macユーザーに限りますが、特価で売っているのを見つけたら買って損のない外付けケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
4
0
505.1 MiB/s
519.6 MiB/s
SSD
3
778.1 MiB/s
800.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
4
0
496.3 MiB/s
510.7 MiB/s
SSD
3
780.4 MiB/s
683.1 MiB/s
こちら に500GBで5400rpmのHDDを使った場合の検証をアップしてあります。
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
4
0
22W
16W
25W
26W
デュアルドライブ
RAID
USB 3.0 & Firewire 800 & eSATA
デブネコ独断偏見ポイント:8 P
プラス
スタイル
質感
15ミリ厚のドライブのサポート
簡単なRAID設定
Firewire 800でバスパワー駆動に対応
UASPモード対応の高速USB 3.0と爆速6GのeSATA
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
RAID 0のSSDではUASP対応の実力を全く活かせず、シングルドライブSSDよりも遅い
手間のかかるドライブの設置
OYEN DIGITALのブランドで売られている並列横置きの2.5インチSATAディスク用RAIDケースです。Max. 2TB以上サポート。サポートするディスクの厚みは15ミリまでです。ポート類はFirewire 800 x 2、USB3.0 x 1、eSATA(6G) x 1で、メジャーなポート類を全てカバーしています。USBはマイクロB端子使用。電源on/offのスイッチあり。DC INありですがバスパワー駆動はFirewire 800でサポートしています。このケースの外部電源はDC +12V/2Aです。インジケータあり。フロントにはRAID設定用のスイッチがついています。RAIDの種類は0、1、JBOD、BIGで、設定用のスイッチでRAIDの種類を選択した後ボタンを押して設定します。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。
ディスクの出し入れはケース下方にあるネジ4本を使って行います。基盤には別途固定するネジは付いていませんので、通常のこの手のボックスに比べると半分の手間ですみます。外観はMacにピッタリのアルミで、OWCのケースなどに比べるとかなり軽量なアルミで出来ていて軽いです。SSDを入れたら持ち歩きもそれほど苦ではないでしょう。材質は軽さがありますが手触りは上。
このケースの売りは何と言っても多彩なポート類でしょう。6GのeSATA、UASPモード対応のUSB 3.0に加えてFirewire 800搭載。eSATAはアダプター経由ですとUSB 3.0よりも遅いですが、直接接続だと最速ポートだと思われます。USB 3.0はデュアルドライブ用ケース中最速ですが、シングルドライブのSSDよりも遅い速度しか出ません。これはおそらくこのケースだけでなくUASPモード自体がRAIDケースでは生かされていないことに起因すると思われます。価格は3種類のケーブルと電源アダプターが付属してほぼ100ドルとかなりお買い得感がありますが、USB 3.0ケーブルは質が悪くてMacBook Airに繋ぐとUSB 2.0として認識されてしまいました。ただメジャーなポート類を全てカバーしていてFirewire 800でバスパワー駆動がサポートされているのは大きなプラスで日常かなり使い出があるでしょう。MacユーザーにもWindowsユーザーにもオススメできるケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
263.6 MiB/s
277.5 MiB/s
SSD
375.5 MiB/s
378.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
259.7 MiB/s
273.1 MiB/s
SSD
379.4 MiB/s
395.5 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
13W
6W
10W
11W
デブネコ独断偏見ポイント:7.5 P
プラス
スタイル
質感
12.5ミリ厚のドライブのサポート
簡単なRAID設定
Firewire 800でバスパワー駆動に対応
爆速eSATA
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
けっして速いとは言えないUSB 3.0
SSDの実力を全く活かせない
電源スイッチがない
非常に手間のかかるドライブの設置
電力消費
けっして静かとは言えない駆動音
OYEN DIGITALのブランドで売られている据え置き用重列横置きの2.5インチSATAディスク用RAIDケースです。実態はinXtronの
Taurus Mini Super-S3 で、
Taurus Mini Super-S の後継です。Max. 2TB以上サポート。サポートする厚みは9.5ミリと12.5ミリですが、12.5ミリのディスクはぎりぎり入る感じです。このケースは他のRAIDケースと違って必ず2ディスクで使用する必要があります。生粋のRAIDケースと言えるでしょう。ポート類はFirewire 800 x 2、USB3.0 x 1、eSATA x 1で、メジャーなポート類を全てカバーしています。USBはマイクロB端子使用。電源on/offのスイッチはありません。DC INありですがバスパワー駆動はFirewire 800でサポートしています。このケースの外部電源はDC +12V/2Aで3.5インチディスク並みです。インジケータあり。フロントには設定用の画面を表示する液晶パネルがついています。RAIDの種類は0、1のみで、フロントの液晶パネルを見ながらボタンを押して設定します。旧モデルのTaurus Mini Super-Sに比べると設定ソフトが洗練されていて使い易いです。Taurus Mini Super-Sにあったケース後方のRAID設定をロックするスイッチがなくなりました。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの出し入れはケース後方にあるフタをとめるネジ2本(手で回せます)、カセットにディスクを固定するネジ8本の計10本のネジを使って行います。カセットは3.5インチディスクを使用する本格的なRAIDケースを思わせる形状で、アルミで非常に軽くできています。ただ強度があまりなくてディスク取り付けでの力技は厳禁。このカセットが折れるとディスクは取り付けられませんので要注意です。取り付け作業は簡単ですが思ったよりも手間がかかります。外観はMacにピッタリのアルミでなかなかかわいらしいです。据え置き型なのでケースの強度があり造りもしっかりしています。質感があって手触りも上。据え置き型にしては見た目よりも軽いです。速度という面では旧モデルのTaurus Mini Super-Sに比べるとFirewire 800とeSATAが少し速くなっています。USB 3.0はRAIDにも拘らず残念ながらあまり速くないです。このケースで一番の不備は容量を我慢してSSDを入れても全く転送速度に反映されないことです。このブログの検証ではシーケンシャルのWriteとReadでHDDがSSDを上回っています。ただ速度的には少し不満ですがメジャーなポート類を全てカバーしていることやFirewire 800でバスパワー駆動がサポートされているのは大きなプラスですし、日常かなり使い出があるでしょう。価格が旧モデルとそれほど変わらないので、現在購入すればかなりお買い得感があります。特にFirewire 800からUSB 3.0への移行を考えている方におススメできるケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
2
0
194.9 MiB/s
197.8 MiB/s
SSD
183.6 MiB/s
193.4 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
202.2 MiB/s
195.1 MiB/s
SSD
200.4 MiB/s
169.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
2
0
170.7 MiB/s
155.2 MiB/s
Ubuntu 12.10
238.1 MiB/s
232.7 MiB/s
SSD
Windows 8 Pro
170.7 MiB/s
157.5 MiB/s
Ubuntu 12.10
227.6 MiB/s
176.6 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
204.8 MiB/s
196.9 MiB/s
SSD
204.8 MiB/s
173.6 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
2
0
16W
7W
12W
12W
USB 3.0 & Firewire 800
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
スタイル
質感
12.5ミリ厚のドライブのサポート
簡単なRAID設定
Firewire 800でバスパワー駆動に対応
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
最新の部類のケースなのにSATA 3.0に対応していない。
SSDの実力を全く活かせない
非常に手間のかかるドライブの設置
電力消費
けっして静かとは言えない駆動音
USB 3.0とFirewire 800の2種類のポートを搭載した2.5インチSATAディスク用並列横置きRAIDケースです。
4つのポート(USB 2.0 & Firewire 800 & Firewire 400 & eSATA)を搭載した先代 の跡継ぎと言うところでしょうか。USBはマイクロB端子使用。電源on/offのスイッチ付き。DC INあり。インジケータあり。Firewireを使う時はバスパワーで駆動しますが、USB 3.0ポートを使う時はFirewireを電源として使うか要外部電源です。先代と違ってFirewireを電源として使う為のケーブルが付属していません。外部電源は3.5インチ外付けドライブ並みのDC +12V/1.5Aで先代と同じです。ディスクの出し入れはケース前面にあるネジ2本、内部でディスクを押さえるネジ8本の計10本のネジを使って行うのも先代と同じ。RAID設定はケース内部にあるスイッチ使って簡単に行えます。先代と違ってガイドに設定方法が載っています。RAIDの種類は2テラバイトまでは0、1、とSPANで、JBODがないのとRAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えるのも先代と同じ。2テラバイト以上はRAID設定スイッチにあるスイッチ1をオンにすると対応します。先代と違って初期設定ではオンになっています。外観は先代とポート以外は同一で、Macにピッタリのギンギンのアルミです。ケースは内部ケースと外殻から構成されていてかなり強度があり造りもしっかりしていますが、重量もそれなりです。質感があって手触りも上。速度面ではUSB 3.0とFirewire 800共に平均的な速さです。使っているブリッジチップはOxford 946DSEとOxford 3101 FW800 (1394B) / USB 3.0です。Firewire 800での書き込みが異様に遅かった先代よりは少し進歩しています。ただ内部接続がSATA 3.0に対応しておらず、SSDを使っても300 MB/sの壁は破れず、逆にHDD仕様時よりもパフォーマンスが悪いのは大きなマイナス。シングルディスクケースの弟分
OWC Mercury Elite Pro mini FireWire 800 / USB 3.0 に比べ速度・容量面でメリットがあるのはHDDをRAID 0で使用した時のみです。ただSSD2個を使ってRAID 0を組むとUSB 3.0の限界を遥かに越えてしまって速度が行かせないので、HDD専用と考えればSATA 3.0に対応してなくても十分です。Firewire800ポートが必要な人にはバスパワー駆動が可能で12.5ミリ厚の大容量ディスクが2つ入いるのでおススメできますが、性能的には他のケースに比べて抜きん出ている部分はないです。重量があって据え置きにして使った方が見栄えがするのも先代と同じ。価格は先代ほどお買い得感はありません。全てにおいて平均値のケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
2
0
228.0 MiB/s
236.2 MiB/s
SSD
217.1 MiB/s
232.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
2
0
227.9 MiB/s
237.7 MiB/s
SSD
217.7 MiB/s
232.7 MiB/s
USB 3.0
デブネコ独断偏見ポイント:
9 P ミサの超おススメ
プラス
スタイル
質感
強固な造り
HDDを使っても250 MiB/sを超えるUASPモード対応の爆速USB 3.0
非常に手軽なRAID設定
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
旧モデルR2420-B3の内部接続をSATA 3.0、UASPモードに対応したバージョンアップ版です。この手の形状としては最大の2.5インチSATAディスク用重列横置きの据え置き型RAIDケースです。Max. 8TB以上をサポートしています。サポートする厚みは9.5ミリのみです。USBはB端子使用。電源on/offのスイッチ付き。DC INあり。外部電源は旧モデルから強化されてDC 12V/2Aですが、電力消費は旧モデルと差はほとんどありません。RAIDチップも旧モデルのPLXのOXU3102からJMicron製のJM561に変更。あとは旧モデルと同じです。インジケータあり。RAIDモード設定用のスイッチあり。RAID1、JBOD、RAID0の中から選ぶことができ、スイッチで入れ替えて使っても全く問題は起きません。設定は完全にハードだけででき、あとはフォーマットするだけです。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの挿入にはネジもなく全くツールを使う必要がありません。SilverStone DS221や旧モデルR2420-B3と同じでRAID導入にあたっての手軽さという点では所有しているケース中トップです。ドアにロックはありませんが、ドアをオープンしただけではドライブは出てこないようになっていて安心して使えます。オープンしたドアを垂直にしてケースに収納し、そのドアを押すことでドライブを取り出せます。アルミの手触りはサラサラしていて上。ケースの質感は大変高いです。旧モデルR2420-B3はファームウェアをアップデートしないとAppleのノートブックでは使えなかったのですが、GR2660-B3ではその問題もなく安心して使えます。このケースのSATAインターフェースは3.0に対応しているのですが、SSDはWrite・Read共に400 MiB/sの壁を突破できないので、HDD用として使ったほうが良いでしょう。旧モデルの弱点を全て克服していますし、大きなファイルを扱う方にバックアップドライブ用のケースとしておススメできます。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
264.5 MiB/s
278.0 MiB/s
SSD
372.2 MiB/s
378.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
257.5 MiB/s
272.8 MiB/s
SSD
371.9 MiB/s
397.8 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
13W
6W
10W
10W
デブネコ独断偏見ポイント:
8 P ミサの超おススメ
プラス
スタイル
質感
強固な造り
HDDを使っても200 MiB/sを超える爆速USB 3.0
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
SSD使用も最初から考慮しているケースなのにSATA 3.0に対応していない
ちょっと大きめのサイズ
ファームウェアアップデートをしないとMid 2012モデルのMacBook Pro / AirシリーズのUSB 3.0ポートで認識されない
この手の形状としては最大の2.5インチSATAディスク用重列横置きRAIDケースです。ショップの中には750GBのドライブまでしかサポートしていないと書いているところもありますが、テラバイトのドライブも使用できますしMax. 2TB以上サポートしています。サポートする厚みは9.5ミリのみです。USBはB端子使用。電源on/offのスイッチ付き。DC INあり。外部電源は平均的なDC 5V/2Aです。RAIDチップはPLXのOXU3102です。インジケータあり。RAIDモード設定用のスイッチあり。RAID1、JBOD、RAID0の中から選ぶことができ、スイッチで入れ替えて使っても全く問題は起きませんでした。設定は完全にハードだけででき、あとはフォーマットするだけです。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの挿入にはネジもなく全くツールを使う必要がありません。SilverStone DS221と同じでRAID導入にあたっての手軽さという点では所有しているケース中トップです。ドアにロックはありませんが、ドアをオープンしただけではドライブは出てこないようになっていて安心して使えます。オープンしたドアを垂直にしてケースに収納し、そのドアを押すことでドライブを取り出せます。アルミの手触りはサラサラしていて上。ケースの質感は大変高いです。Mid 2012モデルのMacBook ProやMacBook AirのUSB 3.0ポートではドライブが全く認識されない問題があったのですが、これはファームウェアをD120418.pfwにアップデートすることで解決できます。ファームウェアのアップデーターが32ビット版のWindowsでしか動かないのは痛いですが、これはRAIDONではなくチップ製造元のPLXのせいなのでマイナスにはならないでしょう。USB 3.0はMid 2012モデルのMacBook Airで試したところ、USB 3.0ケースとしては初めてHDD使用で200 MiB/sの壁を突破しました。MacでもWindowsでも簡単に取り外しができるのは非常に良い点です。ただこのケースのSATAインターフェースは3.0に対応していないので6GのSSD等の実力が活かせないのは残念です。大きなファイルを扱う方にバックアップドライブ用のケースとして、もしくはRAIDを気軽に試してみたい方にもおススメできます。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
74.5 MiB/s
86.4 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.6 MiB/s
131.5 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
82.6 MiB/s
92.3 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.6 MiB/s
111.3 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
241.7 MiB/s
259.4 MiB/s
SSD
261.9 MiB/s
204.1 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
243.8 MiB/s
262.6 MiB/s
SSD
276.8 MiB/s
213.3 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
2
0
10W
6W
11W
11W
デブネコ独断偏見ポイント:
9 P ミサの超おススメ
プラス
スタイル
質感
シンプルで強固な造り
手軽なスイッチ式RAID設定
安定した動作
15mm厚のドライブをサポート
コストパフォーマンス
アイドル時の低い電力消費
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
USB 3.0ケースが足りなくなったので買ったPCケースや電源を作っている無名メーカーの2.5インチSATAディスク用のコンパクトな並列縦置きの据え置き型RAIDケースです。Max. 8TB以上をサポートしています。サポートする厚みは7ミリから15ミリと3TBや4TBのドライブも使えます。USBはB端子使用。電源on/offのスイッチ付き。DC INあり。外部電源はDC 5V/2Aです。インジケータあり。RAIDモード設定用のスイッチあり。Normal、RAID1、RAID0、JBODの中から選ぶことができ、スイッチで入れ替えて使っても全く問題は起きません。設定は完全にハードだけででき、あとはフォーマットするだけです。SATAインターフェースは3.0に対応。RAID設定はRAIDONのGR2660-B3と互換性があり、一方からHDDを取り出してもう一方に移してそのままの設定で使うことができます。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの挿入は二段式ベッドみたいなシャーシに後方から押して行い、8本のネジで止めます。挿入は普通に簡単なのですが、取り出しはかなりの力を必要とします。アルミの手触りはサラサラしていて上。ケースの質感はブラックということもあって高いです。UASPモード対応を謳ってないのですが、転送速度から見て対応しているものと思われます。SSD使用時Readで400 MiB/sの壁を突破しましたが、HDD用として使ったほうが良いのは他のRAIDケースと同じ。大きなファイルを扱う方にコストパフォーマンスに優れ安定動作するバックアップドライブ用のケースとしておススメできます。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X El Capitan 10.11
2
0
257 MiB/s
276 MiB/s
SSD
348 MiB/s
312 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X El Capitan 10.11
2
0
257.2 MiB/s
272.8 MiB/s
SSD
370.8 MiB/s
400.4 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X El Capitan 10.11
2
0
9W
3W
7W
7W
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
コンパクトなサイズ
7200rpmのテラバイトHDDを使っても全く問題のないバスパワー駆動
簡単なRAID設定
ネジを使うが簡単なHDDの導入
HDDを使っても200 MiB/sを超える爆速USB 3.0
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
コストパフォーマンス
マイナス
SATA 3.0に対応していないハズレケースがある
ケース側のポートはUSB 3.0では規格外のミニBなので他のケースと同じケーブルを使えない
高級感がないプラスチックパーツとペラペラな感じの筐体
軽量級の2.5インチSATAディスク用重列横置きRAIDケースです。サポートする厚みは9.5ミリのみです。CineRAIDのサイトの商品ページには「Storage capacities up to 2TB*」とありますが、製品の箱にはドライブはMax. 6TBまでサポートしてると書いてあります。サイトにはこのケースのSATAインターフェースは6Gに対応していると書いてあるのですが全てのケースがそうではないです。おそらく初期のロットだと思うのですが、6Gに未対応のケースがあります。わたしも幾つか買ったうちの一つがそうでした。USBは規格に準拠しないミニB端子使用。電源on/offのスイッチなし。DC INあり。外部電源(要別途購入)は平均的なDC 5Vです。基本的にはバスパワー駆動で、HGSTのTravelstar 7K1000を使ってもバスパワーに全く問題はなく、携帯用RAIDケースとしてすごく重宝します。USBチップはProlific Technology製です。インジケータあり。RAIDモード設定用のスイッチはケース内部にあり。JBOD、RAID0、RAID1、BIGの中から選ぶことができ、スイッチで入れ替えて使っても全く問題は起きませんでした。設定は完全にハードだけででき、あとはフォーマットするだけです。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの導入には8本のネジが必要ですが、導入自体は所有しているケース中トップクラスの簡易さです。ドアはありませんがインターフェース部分にケースのロックがあります。ロックを外すとインナーケースがスカッと抜けてしまうので落とさないように注意しましょう。アルミ筐体の手触りはサラサラしていて上ですが、他のケースに比べるとペラペラで安っぽさは否めずケースの質感は低めです。しかしながらコンパクトなサイズとコストパフォーマンスは大きなプラス。簡単に持ち運びできるできる巨大ファイル用バックアップドライブ用のケースとして、もしくはRAIDを気軽に試してみたい方にもおススメできます。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
248.6 MiB/s
260.4 MiB/s
SSD
373.1 MiB/s
377.3 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
242.3 MiB/s
258.3 MiB/s
SSD
375.2 MiB/s
388.2 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
強固な造り
安定した動作
RAID 0でも暗号化したTime Machine用のドライブとして使える
マイナス
SATA 3.0に対応していない
HDDの性能も活かしきれない第1世代の遅いUSB 3.0
うるさいファン
電力大食い
RAIDON MiniTANKシリーズのデュアルドライブ重列横置きRAIDケースです。サポートする厚みは9.5ミリのみで、Max. 2TB以上サポートしています。USBはB端子使用。電源on/offのスイッチ付き。DC INあり。外部電源は電力喰いのDC 12V/2Aです。供給される電力が足りないとドライブの容量等を正確に認識しなくなります。インジケータあり。ドライブロック用にスライドスイッチあり。RAIDモード設定用のスイッチあり。RAID1、RAID0の中から選ぶことができ、スイッチで入れ替えて使っても全く問題は起きませんでした。設定は完全にハードだけででき、あとはフォーマットするだけです。RAIDはハードで設定するので暗号化したTime Machine用のドライブとして使えます。ディスクの挿入にはドライブ当たり4本のネジで行い計8本のネジを締めなくてはなりません。黒いアルミのボディはRAIDON MiniTANKシリーズ共通のもので、手触りはサラサラしていて上。ケースの質感はかなり高いです。USB 3.0は第一世代のもので、SATAは3Gにも対応してなくてかなり遅いです。HDDの実力も活かしきれないので、SSDは入れるだけ無駄と言えます。大きなファンの音もRAIDON MiniTANKシリーズ共通のもので、静かな部屋では使いたくないですねえ。このぐらい煩いと大きなファイルのバックアップドライブ用のケースとしてたまに起動させるだけにしておくのが良いのかもしれません。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
172.8 MiB/s
178.5 MiB/s
SSD
168.4 MiB/s
183.5 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
<
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
157.5 MiB/s
170.7 MiB/s
SSD
170.7 MiB/s
170.7 MiB/s
JBOD
USB 3.0&Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
9.5 P ミサのお超おススメ
プラス
WriteとRead共に600 MiB/s以上の大魔神速
USB 3.0ポートがあるので汎用性がある
UASPモードに対応しているのでシングルSSD二つとして使ってもReadで400MiB/s以上の転送速度
15ミリ厚のドライブまでサポート
静かなファン
ケースの造りと仕上げが良い
マイナス
Thunderboltポートが一つしかないのでデイジーチェーンができない
少し大きめの電力消費
安くなっていたので久々にポチッとしてしまったUSB 3.0&Thunderbolt接続の据え置き用重列横置きJBODケースです。ポートは二つでUSB 3.0とThunderboltが各一つ。インジケーターあり。バスパワーでは動かないので当然DC INあり。兄弟分のThunder Duoと違い外部電源は2.5インチドライブ用としては並の+12V/2Aですが、Thunderboltポートを使うと電力消費は兄弟分のDuoと変わりませんし、USB 3.0ポートを使用した場合でも他のUSB 3.0接続RAIDケースと比べると2Wぐらい消費が多いです。電源ボタンはなし。Macに接続すると自動的に通電しドライブが認識されます。サポートするドライブの厚みは15ミリです。パッケージには0.5メートルのThunderboltケーブルとUSB 3.0ケーブルが付属しています。他のAKiTiOの2.5インチマルチドライブ用ケースと同じくディスクの出し入れはケース後方にあるフタをとめるネジ2本(手で回せます)、カセットにディスクを固定するネジ8本の計10本のネジを使って行います。カセットはAKiTiO・inXtron系のケースで馴染みの3.5インチディスクを使用する本格的なRAIDケースを思わせる形状で、アルミで非常に軽くできています。ただ強度があまりなくてディスク取り付けでの力技は厳禁。このカセットが折れるとディスクは取り付けられませんので要注意です。取り付け作業自体は簡単ですが手間がかかります。このケースには裏蓋に冷却ファンが付いているので、間違ってファン用の電線をを切らないようにしましょう。兄弟分のThunder Duoと違い裏蓋は取れないようになっているので切ってしまう可能性は低いですが。外観はMacにピッタリのアルミで、サイズは同じinXtronの
Taurus Mini Super-S3 などに比べると僅かに大きいのは兄弟分のThunder Duoと同じ。据え置き型なのでケースの強度があり造りもしっかりしていて手触りは上。据え置き型にしては見た目よりも軽いというのも他のinXtronの2.5インチマルチドライブ用ケースと同じ。冷却ファンは常に回っていますが、SSDを入れた場合チーという音が無音の部屋で使った時等に聞こえる程度で、音が邪魔に感じることはありません。HDDを入れた場合はHDDのサーッという駆動音に消されてケースのファンの音は聞こえません。静かですが手をケースの前後に置くとファンが見せかけではなくしっかり通風していることが確認できます。デュアルSSDをソフトウェアでRAID 0に設定しThunderbolt経由で使った場合はさすがと思わせるWrite・Readともにで600 MiB/s以上の凄まじい転送速度です。ただ二つのシグルドライブとして使った場合のThunderboltの転送速度は
Neutrino Thunderbolt Edition 程は速くなく、速度的なうまみはありません。USB 3.0で主に使用する場合はシングルSSD二つもしくはHDDをRAID 0で組んで使うと無駄がなくて良いかと思います。15ミリ厚のドライブをサポートしていますので、速さを捨てWestern DigitalのWD20NPVT/NPVXや東芝のMQ01ABB200・MQ03ABB300などの2TB・3TBドライブを二つ入れて安定して稼働する大容量ストレージとして使うという手段もあります。Thunderboltポート一つしかないのでデイジーチェーンは出来ません。ケースの造りと質感はThunder Duoや他のAKiTiO・inXtron系のケースと同じで満足がいくものです。自分で選んだHDDやSSDをThunderboltだけでなく汎用性のあるUSB 3.0接続ドライブとして使いたい方におススメできる高品質な製品です。
SSD 内蔵ドライブによる検証
検証環境は
こちら をご覧ください。検証は内蔵ドライブを入れ替えて行っています。
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(審)
OS X Yosemite 10.10
2
0
258.7 MiB/s
277.9 MiB/s
SSD
331.7 MiB/s
350.3 MiB/s
Thunderbolt
HDD(審)
261.3 MiB/s
277.9 MiB/s
SSD
614.2 MiB/s
692.1 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
252.8 MiB/s
274.2 MiB/s
SSD
336.6 MiB/s
414.2 MiB/s
Thunderbolt
HDD(新)
259.6 MiB/s
273.4 MiB/s
SSD
599.5 MiB/s
658.9 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Yosemite 10.10
2
0
15W
7W
12W
12W
Thunderbolt
16W
8W
14W
14W
Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
9.5 P ミサのお超おススメ
プラス
Writeで600 MiB/s以上、Readで700 MiB/s以上の大魔神速
Thunderboltポートが二つあるのでデイジーチェーンができる
デイジーチェーンで中継ぎで使って電源を落としても末端の機器をそのまま使える
15ミリ厚のドライブまでサポート
静かなファン
ケースの造りと仕上げが良い
マイナス
Thunderboltポートしかないので汎用性が低い
少し大きめの電力消費
友人からお土産でもらった初のThunderbolt接続の据え置き用重列横置きJBODケースです。Akitioブランドですが、実態は
inXtronの製造 です。ポートは二つでThunderboltのみ。インジケーターあり。バスパワーでは動かないので当然DC INあり。外部電源は2.5インチドライブ用としては化け物級の+12V/4Aで、所有しているケースの中で電力消費はそれなりに大きいです。電源ボタンがありますが、使い始めにこれを押して電源を入れる必要はありませんし、Macに接続しなければこのボタンを押しても通電しません。Macに接続すると自動的に通電しドライブが認識されます。ボタンはドライブのマウントを解除した後にだけ使うキルスイッチと言っても良いでしょう。サポートするドライブの厚みは15ミリです。パッケージには0.5メートルのThunderboltケーブルが付属しています。他のinXtronの2.5インチマルチドライブ用ケースと同じくディスクの出し入れはケース後方にあるフタをとめるネジ2本(手で回せます)、カセットにディスクを固定するネジ8本の計10本のネジを使って行います。カセットは3.5インチディスクを使用する本格的なRAIDケースを思わせる形状で、アルミで非常に軽くできています。ただ強度があまりなくてディスク取り付けでの力技は厳禁。このカセットが折れるとディスクは取り付けられませんので要注意です。取り付け作業自体は簡単ですが手間がかかります。このケースには裏蓋に冷却ファンが付いているので、間違ってファン用の電線をを切らないようにしましょう。外観はMacにピッタリのアルミで、サイズは同じinXtronの
Taurus Mini Super-S3 などに比べると僅かに大きいです。据え置き型なのでケースの強度があり造りもしっかりしていて手触りは上。据え置き型にしては見た目よりも軽いというのも他のinXtronの2.5インチマルチドライブ用ケースと同じ。冷却ファンは常に回っていますが、SSDを入れた場合チーという音が無音の部屋で使った時等に聞こえる程度で、音が邪魔に感じることはありません。HDDを入れた場合はHDDのサーッという駆動音に消されてケースのファンの音は聞こえません。静かですが手をケースの前後に置くとファンが見せかけではなくしっかり通風していることが確認できます。デュアルSSDをソフトウェアでRAID 0に設定した場合はさすがThunderboltと思わせるWriteで600 MiB/s以上、Readで700 MiB/s以上と言う凄まじいばかりの転送速度です。ただ二つのシグルドライブとして使った場合転送速度は
Neutrino Thunderbolt Edition 程は速くなく、400 MiB/sを突破するUASPモード対応のUSB 3.0接続ケースにかなり劣ります。このケースの実力を無駄にしたくないのでしたら高速なSSDを二つソフトウェアのRAID 0で組んでUSB 3.0には縁のない500 MiB/sオーバーの世界を目指すべきでしょう。ただ15ミリ厚のドライブをサポートしていますので、速さを捨てWestern DigitalのWD20NPVT/NPVXや東芝のMQ01ABB200などの2TBドライブを二つ入れて安定して稼働する大容量ストレージとして使うという手段もあります。Thunderboltポートが二つあるのでデイジーチェーンで中継ぎに使うことができます。中継ぎに使った場合このケースの電源をキルスイッチを使って落としても電源供給はあるので末端の機器をそのまま使うことができます。このケースのライバルには現時点では
PromiseのPegasus J4 辺りがあげられますが、ドライブ数やブート対応、デイジーチェーンでの中継ぎ用とか考えるとこちらの方が一般的なメリットは多いと思います。ケースの造りと質感はさすが老舗inXtron製で満足がいくものです。自分で選んだHDDやSSDをThunderboltケースに入れて使いたい方におススメできる高品質な製品です。
SSD 内蔵ドライブによる検証
検証環境は
こちら をご覧ください。検証は内蔵ドライブを入れ替えて行っています。
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Thunderbolt
SSD
HDD(審)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
249.5 MiB/s
260.0 MiB/s
SSD
616.8 MiB/s
700.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
2
0
256.0 MiB/s
262.6 MiB/s
SSD
609.5 MiB/s
701.4 MiB/s
ワットチェッカーによる電力消費検証
他のケースとの比較は
こちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
起動
アイドル
Int→Ext
Ext→Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
2
0
17W
8W
13W
14W
シングルドライブ
USB 3.0 & Firewire 800
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
400 MiB/s突破のウルトラ爆速UASPモード対応USB 3.0
激速Firewire 800
SATA 3.0(6G)対応内部接続
12.5ミリ厚のドライブに対応
質感のあるケース
マイナス
友人にプレゼントしてもらったUASPモード対応USB 3.0ポートとFirewire 800ポート搭載のシングルドライブケースです。実体はUASPモードに対応した
inXtronのSK-2500 U3+ と思われます。内部SATA接続は3.0(6G)対応です。ポートはUSB 3.0 x 1、Firewire 800 x 2で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INあり、電源on/offのスイッチありです。チップは秋葉館によるとPLX社のASM1053E+OXUFS944とのこと。12.5ミリ厚のドライブもサポートしています。このケースの素晴らしさは旧世界のFirewire 800ポートを搭載しつつもUSB 3.0は最新のUASPモード対応であることです。第一世代のUSB 3.0ケースに比べて2倍以上、Thunderboltアダプターをも上回る400 MiB/s突破の転送速度は他のUASPモード対応のケース同様圧巻です。ケースの手触りや質感はinXtronらしく大変良いです。最速のポートがFirewire 800という旧世代のマシンがまだまだ手放せないけど、新しいマシンも最高の性能で使いたい方にはもってこいのケースでしょう。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
138.0 MiB/s
137.5 MiB/s
SSD
301.6 MiB/s
413.4 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
137.6 MiB/s
139.6 MiB/s
SSD
303.2 MiB/s
435.0 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
400 MiB/s突破のウルトラ爆速UASPモード対応USB 3.0
激速Firewire 800
SATA 3.0(6G)対応内部接続
12.5ミリ厚のドライブに対応
質感のあるケース
マイナス
久々に試したくて買ってみたOWC Mercury Elite Pro miniシリーズのケースです。搭載ポートはUASPモード対応USB 3.0ポート x 1とFirewire 800ポート x 2で、内部SATA接続は3.0(6G)対応です。USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INあり、電源on/offのスイッチありですが、どちらのポートを使うにしてもバスパワーで駆動します。チップはASM1053E+OXUFS944。12.5ミリ厚のドライブもサポートしています。内容だけ見ると林檎派 Macbeth mini 800-3 FW800/USB3.0のOWC版という感じで、転送速度も同程度です。Macbeth mini 800-3と同じく旧世界のFirewire 800ポートを搭載しつつもUSB 3.0は最新のUASPモード対応で、第一世代のUSB 3.0ケースに比べて2倍以上、Thunderboltアダプターをも上回る400 MiB/s突破の転送速度が出ます。OWCのケースは伝統的にFirewire 800の転送速度が遅かったのですが、このケースのFirewire 800は林檎派 Macbeth mini 800-3と同程度の転送速度が出ます。ケースの作りはMercury Elite Pro miniシリーズ共通のカッチリしたもので重量も330グラムとかなりあります。Firewire 800ポートしかない旧世代のマシンとUSB 3.0ポート搭載の新しいマシンでファイルのやり取りを最高の性能でしたい方にもってこいのケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
1
-
132.1 MiB/s
135.3 MiB/s
SSD
294.5 MiB/s
414.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mavericks 10.9
1
-
130.4 MiB/s
134.8 MiB/s
SSD
298.5 MiB/s
437.8 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:(暫定)4 P
プラス
高速Firewire 800&USB 3.0
SATA 3.0(6G)対応内部接続
剛性のある強固なケース
マイナス
久々にMacallyから出たUSB 3.0ポートとFirewire 800ポート搭載のシングルドライブケースです。内部SATA接続は3.0(6G)対応です。ポートはUSB 3.0 x 1、Firewire 800 x 2で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INあり、電源on/offのスイッチはなしです。チップはJMicron製。ドライブは9.5ミリ厚のみのサポートです。ケースはPHR-S250CC時代と全く同じで非常に剛性があり重量もそれなりです。ポート類やケースの造りは申し分ないのですが、このケースの欠点はSSDは何故かHDDよりも遅い転送速度しか出せない点です。まだサムスンのSSDしか試していないので暫定ですが、USB 3.0接続のケースとしては最新の部類なのにこのレベルの問題を抱えるということでポイントは落第ギリギリの4ポイントです。Firewire 800はUSB 3.0の検証と同じマシンでApple Thunderbolt to FireWire Adapter越しにHDDで検証した限りでは、AJA System TestのWriteが75.5 MiB/sでReadが81.3 MiB/s、ファイルコピーは内蔵から外付けへが76.4 MiB/sで外付けから内蔵へが81.9 MiB/sという結果でしたのでまあまあではないでしょうか。SSDを使っても無駄なことと価格的にもそれほどメリットはないので現状ではおススメはできませんねえ。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
125.7 MiB/s
130.0 MiB/s
SSD
102.2 MiB/s
106.5 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
126.4 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
103.4 MiB/s
107.9 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:4 P
プラス
高速USB 3.0と高速Firewire 800
スタイル
コストパフォーマンス
マイナス
2012年型のMacのUSB 3.0ポートで使うとSSDでの速度がHDDでの速度より遅くなる問題があります。詳しくはこちら をどうぞ。
このケースでフォーマットしたディスクはポートごとに認識のされ方が違い、ポートを変える度にフォーマットしなおすはめになる(ディスクによっては解決策あり)
細部の造り
USB 3.0とFirewire 800ポートというBoot CampでWindowsも使うMacユーザーには旬なポート類搭載のシングルドライブケースです。ポートはUSB 3.0 x 1、Firewire 800 x 2で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INありで、電源on/offのスイッチあり。バスパワーで駆動します。チップとUSB 3.0コントローラーはJMicron製。入るのは9.5ミリ厚のディスクのみです。HDDで使う場合USB 3.0もFirewireもかなり高速です。このケースの価値をガクッと下げる弱点が二つあります。一つ目はUSB 3.0とFirewire 800でディスクの認識のされ方が違い、このケースにディスクを入れてどちらかのポートでフォーマットしたものをもう一方のポートで使うとフォーマットしなおすハメになります。ということで、せっかく旬なポートがついているにもかかわらず、このケースでフォーマットするとどちらかのポートでしか使えないということになりますが、ハードディスクによっては他のケースもしくはアダプターを使ってディスクをフォーマットし、その後にこのケースに移すとこの問題を防ぐことができます。今までのテストではWestern Digitalのディスクは他のケースもしくはアダプターを使っても使用ポートによる認識の相違は治りませんでしたが、サムスンのディスクは別途フォーマットしてあればどちらのポートを使ってもしっかり認識されます。二つ目はSSDで使うとHDDの時より遅くなってしまうという致命的な欠陥です。ブラックアルミはスタイリッシュで手触り上、仕上げもまあまあで、秋葉館 Macbeth Mini800(inXtron SK-2500 800+)に酷似した外観ですが、ネジが粗悪なものを使っており、一回目に外す時にぼろぼろにナメてしまいました。Macbeth Mini800は百回以上ネジを取り外したりしていますが、このようなことは起きたことないです。このケースはHDDで使う場合ある程度おススメできるのですが、さすがにSSDでHDDより遅いということになると落第寸前の4ポイントしかあげられませんねえ
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
72.6 MiB/s
80.4 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
81.1 MiB/s
90.7 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.1 MiB/s
112.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
72.6 MiB/s
80.0 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
85.3 MiB/s
93.1 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.6 MiB/s
110.1 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
133.3 MiB/s
SSD
101.3 MiB/s
102.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
102.4 MiB/s
102.4 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:
7 P ミサのおススメ
プラス
激速Firewire 800と爆速USB 3.0
質感
スタイル
12.5ミリ厚のドライブのサポート
マイナス
2012年型のMacのUSB 3.0ポートで使うとSSDが使うことができません。ファームウェアアップデートが出ていますので、それを適用すると修正されます。詳しくはこちら をどうぞ。
USB 3.0でたまに不安定な動作をする
BYTECC HD7-U3FW800と同じくUSB 3.0とFirewire 800ポートというBoot CampでWindowsも使うMacユーザーには旬なポート類搭載のシングルドライブケースです。
秋葉館で売っているMacbeth mini 800-2 や
Akitioブランドで発売になるNeutrino U3+ と全く同じものです。ポートはUSB 3.0 x 1、Firewire 800 x 2で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INありで、電源on/offのスイッチあり。Firewireはもちろんバスパワーで駆動します。チップとUSB 3.0コントローラーはPLX社製。12.5ミリ厚のディスクまでサポートしています。秋葉館のMacbeth mini 800-2のページにはBoot対応はMacに付いているUSB 2.0という記載がありますが、私が買ったこのケースはFirewire 800経由でもしっかり起動できました。HDD使用でのFirewire 800における転送速度はMacbeth mini 800と同等以上の速度で最速の部類、現在のところトップです。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
82.7 MiB/s
79.7 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
74.2 MiB/s
88.3 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.1 MiB/s
109.5 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
82.6 MiB/s
81.9 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
86.1 MiB/s
93.9 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.6 MiB/s
105.6 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
132.0 MiB/s
133.7 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
189.3 MiB/s
195.2 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
134.7 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
193.2 MiB/s
204.8 MiB/s
USB 3.0 & eSATA (6G)
デブネコ独断偏見ポイント:
7 P ミサのおススメ
プラス
SATA 3.0対応の爆速eSATA&超高速USB 3.0
スタイル
質感
強固な造り
12.5ミリ厚のドライブのサポート
マイナス
ポート違いの兄弟
OWC Mercury Elite-AL Pro mini Quad Interface と同サイズで、全てにわたってヘビー級のシングルディスクケースです。12.5ミリ厚のディスクも入ります。OWCでは14ミリ厚のシーゲートの1.5テラバイトのディスクを入れて売っていますので、14ミリまではいけるでしょうというのも兄弟と同じ。ポートは6GをサポートしたeSATA x 1、USB 3.0 x 1です。USBはMicro B端子使用。DC INあり。電源on/offのスイッチあり。インジケータあり。USBでもバスパワーで動きます。USB 3.0のコントローラーはASMedia製。HDD使用時の転送速度はUSB 3.0ポートとeSATAポートともに並の速さです。検証で使っている旧型のマシンでは6GをサポートしているeSATAカードを使っても普通のeSATAカードでも大差はありません。SSD使用時の転送速度はさすがSATA 6G対応だけあって激速です。手触りは上、アルミボディはガッチリしていて、重さから言って持ち歩くよりは据え置きにしてアルミのスタイルを楽しんだ方がいいのは兄貴分やポート違いの兄弟と同じです。価格は高くもなし安くもなしと言ったところでしょうか。6GをサポートしたeSATAポートとUSB 3.0ポートのコンボと言うと聞こえはいいですし、特にeSATAポートは最新のマシンでテストしたらもっと速度が上がるのかもしれませんが、それなりの投資も必要となりますので実際はあまり意味のない組み合わせかもと思っていたのですが、USB 3.0内部のSATA接続が6G対応だとUSB 3.0の転送速度も大幅アップします。大容量の12.5ミリ厚ディスクが使えるeSATAポート付きのケースというのは大きなプラスですし、ポート違いの兄弟同様見栄えのするケースを求める方におススメできます。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
78.7 MiB/s
86.5 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.7 MiB/s
106.5 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
108.1 MiB/s
108.0 MiB/s
OS X Lion 10.7
103.7 MiB/s
106.1 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
86.1 MiB/s
93.9 MiB/s
OS X Lion 10.7
98.5 MiB/s
107.8 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
106.7 MiB/s
102.4 MiB/s
OS X Lion 10.7
107.8 MiB/s
107.8 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
128.1 MiB/s
130.1 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
307.3 MiB/s
459.8 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
123.8 MiB/s
130.3 MiB/s
SSD
221.4 MiB/s
280.3 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
131.3 MiB/s
128.0 MiB/s
Ubuntu 12.10
110.1 MiB/s
120.5 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
176.6 MiB/s
173.6 MiB/s
Ubuntu 12.04.1 LTS
232.7 MiB/s
217.3 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
123.4 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
232.7 MiB/s
310.3 MiB/s
USB 3.0 & eSATAp (6G)
デブネコ独断偏見ポイント:
7 P ミサのおススメ
プラス
SATA 3.0対応の高速eSATA&超高速USB 3.0
スタイル
質感
eSATApとして使えるeSATAポート
12.5ミリ厚のドライブのサポート
マイナス
外観はBYTECCのケースにそっくりですが、兄弟分のMacbeth mini 800やinXtron SK2500 800U3と同サイズで、OWCのケースに比べコンパクトながらも12.5ミリ厚のディスクも入るケースです。初めて買ったeSATAポート付きのinXtron系シングルドライブケースです。ポートは6GをサポートしたeSATA x 1、USB 3.0 x 1です。eSATAポートはeSATApなのですが、実際に試してみたら使えませんでした。USBはMicro B端子使用。DC INあり。電源on/offのスイッチあり。インジケータあり。USBでもバスパワーで動きます。USB 3.0のコントローラーはASMedia製。HDD使用時の転送速度はUSB 3.0ポートとeSATAポートともに並の速さです。検証で使っている旧型のマシンでは6GをサポートしているeSATAカードを使っても普通のeSATAカードと大差ないです。SSD使用時の転送速度は6G対応のSATA接続ということもあって遅いThunderboltドライブをカモれるほど激速です。「Asmedia 1053E & 1456 high-performance integrated controller with UASP support」と書いてあるのでUASPモードをサポートしているのですが、 CENTURYやFirmTekのケースのUASPモードに比べると効果は全く見られません。手触りは上、ブラックアルミボディは質感があります。価格はライバルのOWC Mercury Elite-AL Pro mini Combo Interfaceに比べ少しだけ安く、ポートがeSATApということを考えると少しだけお買い得感があります。ライバルのOWC Mercury Elite-AL Pro mini Combo Interfaceと同じでケース内部のSATA接続が6G対応だとUSB 3.0の転送速度も大幅アップします。ライバルのOWCよりコンパクトで持ち運びが楽ながらも大容量の12.5ミリ厚ディスクが使えるのは魅力です。ポート違いの兄弟同様質感が高いケースを求める方におススメできます。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
73.1 MiB/s
88.6 MiB/s
OS X Lion 10.7
99.5 MiB/s
104.5 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
109.1 MiB/s
107.8 MiB/s
OS X Lion 10.7
106.2 MiB/s
103.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
85.3 MiB/s
93.9 MiB/s
OS X Lion 10.7
99.4 MiB/s
104.5 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
107.8 MiB/s
106.7 MiB/s
OS X Lion 10.7
103.4 MiB/s
103.4 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
125.6 MiB/s
130.0 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
310.8 MiB/s
460.4 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
124.1 MiB/s
130.1 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
228.6 MiB/s
259.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
128.0 MiB/s
126.4 MiB/s
Ubuntu 12.10
123.4 MiB/s
119.1 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
179.6 MiB/s
173.6 MiB/s
Ubuntu 12.04.1 LTS
232.7 MiB/s
222.6 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
124.9 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
232.7 MiB/s
284.4 MiB/s
USB 3.0 & eSATAp
デブネコ独断偏見ポイント:4.5 P
プラス
14.5ミリ厚までのドライブのサポートだが実際には15ミリ厚のドライブも入る
コストパフォーマンス
マイナス
USB 3.0とPower Over eSATAを一つのポートで組み合わせたケースです。兄弟分のDelock 2.5 External enclosure SATA HDD > Power Over eSATAと違ってUSBポートは別個にありません。このケースはポートよりも14.5ミリ厚のドライブまで入るというのが気に入って買いました。実際には東芝製のMQ01ABB200が入りましたので、15ミリ厚までは入ります。外観の質感と手触りが良いのと、基板がしっかりしていてハードディスクの取り付けにネジ4本、フタ部分の取り付けにネジ2本使うのは兄弟分と同じ。インジケータとDC INあり。eSATApと共用のためUSB3.0はA端子使用。eSATApで繋ぐとSCSIドライブとして認識されてバスパワーで動きます。普通のeSATAケーブルと外部電源を使えばただのeSATAケースとしても使えます。USB 3.0のコントローラーはJMicron製。転送速度はeSATAとUSB 3.0は最も遅い部類、eSATApは兄弟分と同程度の速さです。パッケージは兄弟分の素晴らしいパッケージとは違って並のパッケージ。ケーブル類はUSB3.0、eSATApと電力供給用のUSBケーブルが付いてきます。Macはサポートしていないので仕方ないといえば仕方ないのですが、Mid 2012モデルのMacBook ProやMacBook Airでは接続して動くポートとそうでないポートがある等の問題があります。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
78.6 MiB/s
92.7 MiB/s
OS X Lion 10.7
97.4 MiB/s
109.5 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
107.6 MiB/s
104.4 MiB/s
OS X Lion 10.7
107.0 MiB/s
107.7 MiB/s
eSATAp
90.4 MiB/s
106.2 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
86.1 MiB/s
94.8 MiB/s
OS X Lion 10.7
98.5 MiB/s
105.6 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
107.8 MiB/s
105.6 MiB/s
OS X Lion 10.7
106.7 MiB/s
103.4 MiB/s
eSATAp
95.7 MiB/s
101.4 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
126.7 MiB/s
130.2 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
161.3 MiB/s
183.1 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
125.6 MiB/s
130.3 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
165.0 MiB/s
174.6 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
eSATA
SSD
HDD(新)
Windows 8 Pro
1
-
131.3 MiB/s
128.0 MiB/s
Ubuntu 12.10
126.4 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
Windows 7 Home Premium SP1
179.6 MiB/s
173.6 MiB/s
Ubuntu 12.04.1 LTS
232.7 MiB/s
222.6 MiB/s
USB 3.0
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
126.4 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
165.2 MiB/s
179.6 MiB/s
USB 3.0
デブネコ独断偏見ポイント:
9 P ミサの超おススメ
プラス
400 MiB/s突破のウルトラ爆速UASPモード対応USB 3.0
SATA 3.0(6G)対応内部接続
15ミリ厚のドライブも入る
ドライブの導入の手軽さ
細部に及ぶ質感の高さ
現時点でほぼ全ての厚みのコンシューマー用2.5インチHDD・SSDを使用することができる
マイナス
このブログ初のFirmTek製のケースです。UASPモード対応USB 3.0接続でシングルドライブ用です。内部SATA接続は3.0(6G)対応です。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。ドライブ導入部の蓋にインジケーターあり。DC IN(+5V)あり、電源on/offのスイッチはなし。チップは不明。サイズは大きいですがバスパワーで駆動します。大きさはシングルドライブ用ケースの中で最大で持ち運びにはあまり向いていないですが、これは後述する対応するドライブの厚みや使用の手軽さを実現する為の結果とも言えます。ドライブの導入と取り外しはネジ類を全く使わずにできて、箱にものを出し入れするのと同じぐらい簡単で5秒もかかりません。このぐらい手軽だとドッキングステーションの代わりに使っても良いでしょう。普通この手のネジを使わないケースはProStor 525LやSilverStone DS221またはRAIDON R2420-B3のようにサポートするディスクの厚みを9.5ミリで固定していますが、このケースはサポートしているディスクの厚みは7ミリから14.9ミリと現在売られているケース中でも非常に幅広い対応です。これはケース内部の上部にある板バネでディスクを固定することによって実現しています。カッチリはまるので振ったりしても全くズレません。サポートする最大の厚みが14.9ミリということで15ミリ厚の
WD20NPVT は入らないはずですが、
BaRe Featsが入るような書き方をしているので 東芝製のMQ01ABB200(15ミリ厚)を使って検証したところ見事入りました!転送速度はCENTURY 1分BOXと並んで現在のところこのBlogで検証した全ケース中トップです。第一世代のUSB 3.0ケースに比べて2倍以上、Thunderboltアダプターをも上回る400 MiB/s突破の転送速度は圧巻です。海外のサイトの検証では書き込みでも400 MiB/sを突破しているのですが、このBlogの検証で使っているSSDの性能が悪いせいか、そこまでの転送速度は確認できていないです。手触りは良、スタイルは極上。細部の造りはわたしが所有するケース中最高の質で所有する喜びがあります。100ドルの価格も納得です。スタイルと性能のどちらも良くて長く使えるケースを探している方におススメできます。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
123.9 MiB/s
129.9 MiB/s
SSD
302.6 MiB/s
422.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
126.4 MiB/s
129.6 MiB/s
SSD
310.3 MiB/s
445.2 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
400 MiB/s突破のウルトラ爆速UASPモード対応USB 3.0
SATA 3.0(6G)対応内部接続
ドライブの導入の手軽さ
コストパフォーマンス
マイナス
友人にプレゼントしてもらった初のUASPモード対応USB 3.0ポート搭載のシングルドライブケースです。UASPモード対応のUSB 3.0接続ケースは間違いなく今後の主流になるでしょうが、その先駆けです。内部SATA接続は3.0(6G)対応です。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。ケースをぐるっと一周するグリーンのインジケータあり。DC INなし、電源on/offのスイッチもなし。チップは不明。入るのは9.5ミリ厚のディスクのみです。ドライブの導入は本当に簡単です。1分もかからないかもしれません。導入は簡単なのですが、ドライブを抜き出すのは少し力もいるし導入ほど簡単ではありません。ケースはプラスチックですし、グリーンのチカチカするインジケータも少し安っぽいのですが、このケースの素晴らしさは何と言っても性能とコストパフォーマンスです。第一世代のUSB 3.0ケースに比べて2倍以上、Thunderboltアダプターをも上回る400 MiB/s突破の転送速度は圧巻です。このBlogの検証で使っているSSDの性能がCENTURYの使ったものより良いせいか、外付けドライブから内蔵ドライブへのファイルコピーではCENTURYのデータを上回りました。この性能がThunderboltアダプターの3分の1未満の三千円以下の価格で手に入るのですから、凄い時代になったものです。CENTURYのサイトには「本製品からのOS起動はサポートしておりません。」と書いてありますが、OS X Mountain Lionは問題なく起動できました。USB 3.0接続ケースはこれさえあれば他は必要ないのかもしれません。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
128.7 MiB/s
132.3 MiB/s
SSD
280.0 MiB/s
393.0 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
123.4 MiB/s
131.3 MiB/s
SSD
310.3 MiB/s
445.2 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:
8.5 P ミサの超おススメ
プラス
400 MiB/s突破のウルトラ爆速UASPモード対応USB 3.0
SATA 3.0(6G)対応内部接続
ドライブの導入の手軽さ
コストパフォーマンス
マイナス
友人にプレゼントしてもらったUASPモード対応USB 3.0ポート搭載のシングルドライブケースです。玄人志向らしくケースの色は落ち着いておりCENTURY 1分BOXと違ってケバケバしさがありません。内部SATA接続は3.0(6G)対応です。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INなし、電源on/offのスイッチはなし。チップは不明。入るのは9.5ミリ厚のディスクのみです。ドライブの導入はCENTURY 1分BOXと同じく本当に簡単です。CENTURYと違ってドライブを抜き出すのも簡単です。ケースはプラスチックですし少し安っぽいのですが、CENTURY 1分BOXと同じくこのケースの素晴らしさは何と言っても性能とコストパフォーマンスです。第一世代のUSB 3.0ケースに比べて2倍以上、Thunderboltアダプターをも上回る400 MiB/s突破の転送速度は圧巻です。この性能がThunderboltアダプターの3分の1未満の三千円以下の価格で手に入るのですからもう言うことはないでしょう。USB 3.0接続ケースはUASPモード対応が今後必須ですね。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
132.8 MiB/s
135.5 MiB/s
SSD
303.5 MiB/s
423.4 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
133.0 MiB/s
134.7 MiB/s
SSD
301.2 MiB/s
445.2 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
質感
コストパフォーマンス
爆速USB 3.0
12.5ミリ厚のドライブのサポート
マイナス
2012年型のMacのUSB 3.0ポートで使うとSSDによっては認識されません。詳しくはこちら をどうぞ。
基板が少し貧弱
アメリカではAKiTioブランドで出ていますが、実体は
inXtronのSK-2500 U3 です。CalDigitのUSB 3.0ExpressCardとセットになっているものを買いました。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INありで、電源on/offのスイッチなし。チップはASMedia製。12.5ミリ厚のディスクも入ります。手触りと質感はさすがinXtronのものだけあって最高ですが、USB 3.0のせいなのか基板部分が少し貧弱に見えます。性能的には他のUSB 3.0接続ケースと同程度(HDD使用時に内蔵ドライブから外付けドライブへのファイルコピーで90 MiB/s以上、外付けから内蔵へのファイルコピーで100 MiB/s以上、SSD使用時に内蔵ドライブから外付けドライブへのファイルコピーで165 MiB/s以上、外付けから内蔵へのファイルコピーで200 MiB/s以上)で、かなり速いです。価格は安っぽいケースと同じぐらいでお買い得感があっておススメできます。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
75.1 MiB/s
87.8 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.9 MiB/s
112.2 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
Windows 7 Home Premium SP1
1
-
85.3 MiB/s
94.8 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.6 MiB/s
108.9 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.2 MiB/s
134.4 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
164.5 MiB/s
190.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
128.0 MiB/s
131.3 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
165.2 MiB/s
200.8 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
マイナス
初めて買ったUSB 3.0ポート搭載のシングルドライブケースです。Boot Campパーティション上のWindows7 SP1で試したくて買いました。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INありで、電源on/offのスイッチなし。チップはASMedia製。入るのは9.5ミリ厚のディスクのみです。ブラックアルミで手触りもまあまあですが、AKiTioやBYTECCのケースに比べると安っぽさは否めません。USB 3.0の性能そのものは第一世代のものとしては平均的な速度です。
他のケースと速度差がない分コストパフォーマンスに優れていますが、ドライブを3回位取り替えた以外何もしていないのにすでに壊れてしまいました ということでおススメからはずしていきなりの4ポイント!と書いたのですが、Mid 2012モデルのMacBook AirやMacBook Proと使っても何の問題も起きなかったということで5ポイントに上昇!
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
HDD
HDD
OS X Lion 10.7<
1
-
96.7 MiB/s
112.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
95.7 MiB/s
108.9 MiB/s
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.5 MiB/s
134.3 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
165.7 MiB/s
192.8 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
170.7 MiB/s
200.8 MiB/s
デブネコ独断偏見ポイント:5 P
プラス
マイナス
臨時でケースが必要になって買ったUSB 3.0ポート搭載のシングルドライブケースです。ポートはUSB 3.0 x 1で、USBはMicro B端子使用。インジケータあり。DC INなし、電源on/offのスイッチもなし。チップは不明。入るのは9.5ミリ厚のディスクのみです。ブラックアルミで手触りはまあまあですが安っぽいです。USB 3.0の性能そのものは第一世代のものとしては平均的な速度です。特筆すべきこともない代わりに全てにおいて最低基準を満たすリーズナブルなケースです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
132.0 MiB/s
134.0 MiB/s
SSD
166.9 MiB/s
183.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
170.7 MiB/s
183.7 MiB/s
番外編
ドッキングステーション
USB 3.0 & Firewire 800 & Firewire 400 & eSATA
デブネコ独断偏見ポイント:
8 P ミサのお超おススメ
プラス
超爆速eSATA
激速Firewire 800
安定した動作
マイナス
初めて買ったドッキングステーションです。ディスクは2.5インチと3.5インチ共用です。ポートはeSATA x 1、FireWire 800 x 2、FireWire 400 x 1、USB 3.0 x 1で多彩です。パッケージには全てのポートのケーブルが入っています。USBはマイクロB端子使用。DC IN(12V/3A)は当然あり。電源on/offのスイッチがインジケータを兼ねています。ディスクの取り外しボタンも付いています。ブリッジチップセットはOxford 944SE。プラスチック製ですが手触りは上、仕上げも丁寧で質感があります。価格はこれだけポートを揃えた割にはまあまあで、少なくとも価格に見合った内容と言えます。ファンは付いていませんが、個人的には裸のディスクをドックで使うのは一時的ですのでマイナスポイントには数えませんでした。3.5インチのディスクを使った転送速度検証ではeSATAとFirewire 800がほとんど同じ速度で、内蔵ディスクからドックのディスクへの書き込みで73〜74 MiB/s、その逆が75〜76 MiB/sでした。2.5インチ7200rpmのディスクを使った検証ではFirewireとeSATAは最速の部類、USB 3.0は並でした。しかしドッキングステーションは転送速度よりも多用途に使えることが重要ですので、速度がでなくても高い点をあげられます。コンピュータの内蔵ディスクをクローンする時などもってこいのアイテムです。
HDD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
78.8 MiB/s
77.9 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
75.5 MiB/s
95.6 MiB/s
OS X Lion 10.7
96.3 MiB/s
106.6 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
108.1 MiB/s
108.0 MiB/s
OS X Lion 10.7
113.2 MiB/s
107.6 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Firewire 800
HDD
HDD
OS X Lion 10.7
1
-
77.0 MiB/s
76.4 MiB/s
USB 3.0
Windows 7 Home Premium SP1
85.3 MiB/s
96.6 MiB/s
OS X Lion 10.7
94.8 MiB/s
104.5 MiB/s
eSATA
Windows 7 Home Premium SP1
106.7 MiB/s
102.4 MiB/s
OS X Lion 10.7
107.8 MiB/s
106.7 MiB/s
邪道編
アダプター
Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
8 P ミサのお超おススメ
プラス
SSDを使うと300 MiB/s突破の衝撃の大魔神速
ドライブが簡単に取り外しできる
ネジもないのにドライブがカチリと収まって、外れることを心配せずに使える
マイナス
別途にケースを買わないと裸のドライブを使うことになる
SeagateのGoFlexを持っていなくても、普通のハードディスク直付けのアダプターとして使えるので、お遊び検証用に買ってみました。2012年7月現在で最も安くThunderboltの転送速度を試せる方法です。アダプターとしては大型ですが、簡易ケースとして考えた方が良いかもしれません。ドライブのファームウェアがバグだらけのSeagate社製なので期待はしていなかったのですが、これは質感もあって本当に良くできています。外付けにHDDを使った場合の転送速度はeSATAやUSB 3.0と変わりませんが、SSDを使うと300 MiB/s突破の大魔神速で、UASPモード対応のUSB3.0接続ケースに次ぐ速さです。価格は高めですし、バックアップをとるだけだったらUSB 3.0でも充分でしょうがが、今後SSDの価格が今よりもっと落ちると、このアダプターと交換用の安いSSDを幾つか持ち歩く大量の巨大画像やビデオファイルを扱うプロの方がでてくるかもしれません。
SSD 内蔵ドライブによる検証
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
130.1 MiB/s
132.2 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
309.4 MiB/s
368.5 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
133.0 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
OS X Lion 10.7
310.3 MiB/s
379.3 MiB/s
外道編
外付けドライブ
USB 3.0 & Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
8 P ミサのお超おススメ
プラス
SSDを使うとThunderboltで300 MiB/s突破、UASPモード対応のUSB 3.0で400 MiB/s突破の衝撃の大魔神速
ドライブがケースを壊さずに取り外しできる
バンパーがあるのであまり気を遣うことなく使用できる
マイナス
外付けケースは数多く所有していますが、自費でポータブルドライブを買ったのはこれが初めてです。ポートはUASPモード対応のUSB 3.0とThunderboltという現状では最強の組み合わせです。ただHDD版ですと最強の組み合わせも名ばかりで、安物のUSB 3.0接続外付けドライブと転送速度は変わりません。インジケーターあり。完全にバスパワー駆動ですので電源スイッチはありません。オレンジ色のバンパーはLaCieのRuggedシリーズ共通のもので、ドライブを使っている時に通常のアルミケースよりかなり安心感が得られます。パッケージには0.5メートルのThunderboltケーブルと0.6メートルのUSB 3.0ケーブルが付属しています。BUFFALOのHD-PATU3やHD-PATU3Sと違い、ネジを外せばケースを壊すことなく内蔵ドライブを交換することができます。ただ交換すると封印が切れて保証を受けられなくなります。120GBのSSD版は米ドルで200ドル以下とThunderbolt接続ケースとしては非常に求め易い価格です。高性能、持ち歩く際の安全性、比較的安い価格の組み合わせは誰にでもおすすめできます。
SSD 内蔵ドライブによる検証
検証環境は
こちら をご覧ください。検証は内蔵ドライブを入れ替えて行っています。
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.5 MiB/s
133.5 MiB/s
SSD
296.2 MiB/s
424.1 MiB/s
Thunderbolt
HDD(審)
131.3 MiB/s
133.2 MiB/s
SSD
300.6 MiB/s
367.7 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
USB 3.0
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
131.3 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
292.6 MiB/s
445.2 MiB/s
Thunderbolt
HDD(新)
131.3 MiB/s
133.0 MiB/s
SSD
301.8 MiB/s
379.3 MiB/s
Thunderbolt
デブネコ独断偏見ポイント:
8 P ミサのお超おススメ
プラス
Intel 330シリーズSSDを使うとAJA System TestのReadと外付けドライブから内蔵ドライブへのファイルコピーでUASPモード対応のUSB 3.0を蹴散らす500 MiB/s近い大魔神速
ドライブがケースを壊さずに取り外しできる
ケースの造りが良い
マイナス
友人からお土産でもらったポータブルドライブです。Akitioブランドですが、実態は
inXtronの製造です 。ポートはThunderboltのみ。インジケーターあり。完全にバスパワー駆動ですので電源スイッチはありません。パッケージには0.5メートルのThunderboltケーブルが付属しています。外側のケースは粘着してあるゴム足を外して4つのネジを外せば取り外せます。中に蓋を兼ねるインナーケースが4つのネジで留められています。これらを外せばケースを壊すことなく内蔵ドライブを交換することができます。ただネジのうち一つが封印を兼ねており、これを外してドライブを外したり交換したりすると保証を受けられなくなります。ドライブの交換を防ぐ目的かもしれませんが、SATAポートとドライブ接触部分が少し底上げして取り付けられていて、9.5ミリ厚のドライブしか入れられないようになっています。サラの状態で入っているIntelの330シリーズのSSD(120GB)は非常に高いパフォーマンスなので、よほどの理由がない限り交換する必要はないでしょう。パフォーマンスはなかなか良いですが、内蔵ドライブから外付けドライブへの書き出し、またはAJA System TestのWriteでは400 MiB/sの壁を突破できず、UASPモードのUSB 3.0ケースの性能には及びません。逆に外付けドライブから内蔵ドライブへのファイルコピーやAJA System TestのReadではThunderboltの面目躍如480 MiB/s以上の転送速度で、シングルドライブケースの中ではこのブログ最速です。ケース自体の造りと質感はさすがinXtron製で満足がいくものです。Thunderboltファンにおススメできるドライブです。
SSD 内蔵ドライブによる検証
検証環境は
こちら をご覧ください。検証は内蔵ドライブを入れ替えて行っています。
AJA System Test による
幻想世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください)
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
AJA System Test
Write
Read
Thunderbolt
SSD
HDD(審)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
132.4 MiB/s
135.5 MiB/s
SSD
306.4 MiB/s
459.9 MiB/s
Intel SSD
353.3 MiB/s
488.9 MiB/s
ファイルコピーによる現実世界の参考転送速度 (他のケースとの比較はこちら をご覧ください。
使用ポート
内蔵
外付け
OS
ドライブ数
RAID設定
File copy
Int → Ext
Ext → Int
Thunderbolt
SSD
HDD(新)
OS X Mountain Lion 10.8
1
-
133.0 MiB/s
136.5 MiB/s
SSD
310.3 MiB/s
465.5 MiB/s
Intel SSD
365.7 MiB/s
487.6 MiB/s
外付けケースを買う時の留意点
(1)ポートの種類と転送速度
宣伝文句で使われている理論上の転送速度とポートの関係は遅い順に下記のようになります。(ビット、バイト)
Firewire 400(400 Mb/s、50 MB/s)
USB 2.0(480 Mb/s、60 MB/s)
Firewire 800(800 Mb/s、100 MB/s)
eSATA 3G(3 Gb/s、375 MB/s)
USB 3.0(5 Gb/s、 625 MB/s)
eSATA 6G(6 Gb/s、750 MB/s)
Thunderlbolt (10 Gb/s、1250 MB/s)
USB 3.1(10 Gb/s、1250 MB/s)
Thunderlbolt 2 (20 Gb/s、2500 MB/s)
Thunderlbolt 3 (40 Gb/s、5000 MB/s)
上記の数値は実際には全く縁のない速度です。上記のポート類はUSB 3.1とThunderboltを除いてどれも8b/10b符号化、Thunderboltは64b/66b符号化、USB 3.1は128b/132bというシリアル転送方式を採っているので、下記の数値辺りが実際に出せるはずの実効速度ということになります。
Firewire 400(400 Mb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 40 MB/s)
USB 2.0(480Mb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 48 MB/s)
Firewire 800(800Mb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 80 MB/s)
eSATA 3G(3Gb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 300 MB/s)
USB 3.0(5Gb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 500 MB/s)
eSATA 6G(6Gb/s × 8 ÷ 10 ÷ 8 = 600 MB/s)
Thunderlbolt (10Gb/s × 64 ÷ 66 ÷ 8 = 1212 MB/s)
USB 3.1 (10Gb/s × 128 ÷ 132 ÷ 8 = 1212 MB/s)
Thunderlbolt 2 (20Gb/s × 64 ÷ 66 ÷ 8 = 2424 MB/s)
Thunderlbolt 3 (40Gb/s × 64 ÷ 66 ÷ 8 = 4848 MB/s)
と、ここまでは完全にポートのみで計算上の話をしています。実際の速度にはチップの性能、ドライブの接続部の性能、ドライブの性能、システムのドライバーの性能等様々な要素が絡んできます。例えば今現在で言えば内部接続がSATA 3.0(6G)対応なのかどうかはかなり重要です。SSD等を外付けケースに入れた場合それだけで300 MB/s以上出せるかどうかが決まってしまいます。またUSB 3.0などはUASPモードをサポートしているのか等によって数十メガバイトから数百メガバイト毎秒の違いが転送速度に出ます。チップの性能はFirewire 800で顕著ですが、チップによって転送速度に大きな差が出ますし、またチップが同じでもケースによって転送速度がかなり違う場合もあります。買う前に必ず検索で買う予定のケースのレビューなどを見てみましょう。同じFirewire 800でも20 MB/sもの差が出ると投資に対する見返りがかなり違いますからね。
ポートの転送速度が速くても、RAIDなど特殊な方法を使わないとその速度をだせないこともあります。例えばThunderboltは上記のポートの中で最も速いですが、内部接続がSATA 3.0の場合最新マシンでも6 Gb/sですので、それ以上はRAIDを使うとか、内部接続がPCIeの高いドライブを買うとか、あとはドライブに保存しないデータだけのやり取りみたいなことをしないと転送速度を活用できません。逆に言うとThunderboltはRAID等を使えば内部接続のインターフェースがSATAの6 Gb/sであってもそれを上回る転送速度が出せますが、eSATAではSATAの上限の6 Gb/sを上回る転送速度は絶対に出ません。こうしてもの凄い転送速度が出せるThunderboltですが、一方では実際に普及クラスのSSDをシングルドライブで使って検証してみるとUASPモードをサポートしているUSB 3.0より遅かったりします。これは内部接続であるSATA 3.0と外部接続のThunderboltの変換がUSB 3.0とSATA 3.0の変換ほど効率的ではないからだと言えます。
補足 現在は内部接続の主流のインターフェースがノートブックではSATA 3.0からPCIe接続に移行しつつあり、特にハイエンドマシンではUSB 3.1やThunderbolt 2程度の転送速度には充分対応しています。
(2)内蔵ドライブと外付けドライブの関係
速い転送速度は内蔵ドライブと外付けドライブの両方が速くないと実現しません。内蔵ドライブと外付けドライブの関係を7200rpmのHDDと5400rpmのHDDの例で速い順にすると次のような感じになります。
1.内蔵7200rpm + 外付け7200rpm
2.内蔵7200rpm + 外付け5400rpm
3.内蔵5400rpm + 外付け7200rpm
4.内蔵5400rpm + 外付け5400rpm
3と4の差は微々たるもので、実際にはほとんど体感できないです。ところが2と3では体感できるほど速度に差が出ます。簡単に言うと内蔵ドライブが遅い場合、外付けケースに速いディスクを入れても折角の投資しに対する見返りがない転送速度しか得られません。ですから外付けドライブの性能向上の前にまずはマシンの内蔵ドライブの性能向上を考えましょう。上記はHDDの場合ですが、SSDでも同じです。
(3)ポートとドライブの関係
(1)や(2)と少し重複しますが、ドライブの性能がポートの実効速度を上回っている場合、性能が活かしきれず転送速度の頭打ちが生じます。例えば現在は500GB以上の容量の7200rpmのディスクは2.5インチでも110 MiB/s以上の転送速度を出す実力がありますが、こういうディスクをFirewire 800ケースに入れても、20 MiB/s以上の無駄が生じますし、SSDなどを入れたらそれこそ宝の持ち腐れです。こちらのページのファイルコピー速度ベスト10 を参照していただくとわかりますが、同じSSDを使ってもUSB 3.0接続ののRAIDケースとThunderbolt接続のJBODケースでは転送速度に200〜300 MB/s以上の差があります。USB 3.0接続ののRAIDケースはこの差の分の速度を活用できていないことになります。外付けケース選びは転送速度だけが重要ではないですが、使用目的で転送速度が重要な場合、外付けケースやマシンのポートがドライブの性能を活かせることができるのかをチェックした方が良いでしょう。ただ100パーセントの理論値を出せるケースなどありませんので、ここでもレビューなどを見てどのケースの転送速度が速いのかなど情報集めすることが重要です。
逆にポートの実効速度がドライブの性能を上回っている場合、速いドライブを入れればそれなりの見返りがあるはずです。ここで気をつけたいのは手頃な価格で容量を確保するために普及するであろうeSATA・USB 3.0・Thunderbolt等の速いポートのついたケースと大容量シングルHDDの組み合わせです。自分で安いケースを買って手持ちのHDDを有効活用するというのなら良いですが、速いポートのついた外付けケースに大容量のシングルHDDを最初から入れて外付けドライブとして売っている場合、ポートごとの転送速度などはただの謳い文句です。良心的なメーカーだと実際に出る転送速度を併記してくれるでしょうが、そうでない場合はコンピューター初心者などが知らないで買うと、「速いドライブということで買ったはずなのに騙された」という気がするでしょう。
(4)ポートと利便性
USBは気軽に使えるし安いし便利ですが、USBポートしかないケースをいくつも持っていてこれらを同時に使いたい場合はそれほど便利ではありません。デスクトップマシンみたいにUSBポートがいくつもあればそれらに接続するだけの話ですが、ノートブックみたいにポート数が少ないと、ハブなどを使って接続するしかありません。所有しているドライブが多いとこれがけっこう不便です。簡単に取り外したりしないeSATAでも状況は同じです。FirewireやThunderboltではマシンにポートが一つしかなくても、ケース側にポートが二つ以上あればデイジーチェーンでケース同士や他の周辺機器を繋いでいくことができます。これまでの外付けケースを使ったこのブログの検証ではFirewire 800はテラバイトの2.5インチの外付けドライブ二つ、もしくはテラバイトの2.5インチディスクが2つ入ったRAIDケースまではバスパワーだけでも問題なく使えます。で、ここで気をつけたいのがFirewireやThunderboltポートを一つしか搭載していない外付けケースです。自分で納得して買うなら良いですが、そうでないと折角FirewireやThunderboltポート付きのケースを買ったのに、デイジーチェーンが使えなくてUSBやeSATAケースと利便性が変わらないということになってしまいます。さらにFirewireの場合で気をつけたいのは、2つポートがあっても規格が同じでないと、デイジーチェーンを使った時に転送速度は遅い規格のポートに準じます。たまにFirewire 400ポートと800ポートが一つずつ搭載されたケースを見かけますが、マシンにFirewire 400ポートしかない場合を除いてはおすすめしません。
ボード直付けのeSATAポート搭載のWindowsマシンでのeSATAの速度は目を見張るものがありますが、2.5インチ外付けドライブの利便性と言う観点で考えると、OS起動中には取り外しができないなどの制限があってあまり便利ではありません。Windowsは内蔵のSATAもしくはeSATAポート接続の外付けドライブにしかインストールできないですし、おそらくMicrosoftの考え方としては、eSATAは名前の通り狭い筐体ないに入りきらないドライブのためのSATAの拡張という感じなのだと思います。簡単に言うと筐体外にはみ出した内蔵ドライブという感じですかね。ということで、簡単に外付けドライブの取り外しができる高速ポートはUSB 3.0もしくはExpressCard経由で使うeSATAに限られ、どちらの場合も転送速度がかなり低くなってしまいます。外付けケースを買う時にこの辺の状況と自分の使い方を良く考えて買わないと、後から別の外付けケースを買い足すハメになったりするかもしれません。
(5)外付けケースのスペックとサポートする環境
ここまでは外付けケースを買う時に一番目に付き易い点を見てきましたが、前述しましたようにポートだけ速いのが付いていても必ずしも外付けケースの性能が良いとは限りません。ケースのスペックで留意したいのは内部接続のSATAの規格です。通常の1.0、2.0、3.0の他にローマ数字のI, II, IIIや3G、6G等と呼び名が入り乱れていますが、できるだけ新しい規格のものが好ましいです。ポートとドライブが速くても、古い規格の内部接続だとそこがボトルネックになってしまうからです。これはSSDを外付けケースに入れて使う時にかなり重要な点になります。
外付けケースがバスパワー駆動可能かどうかも重要でしょう。今は殆ど見かけなくなりましたが、以前は一つのUSB 2.0ポートからの給電では動かない外付けケースもありました。またバスパワーで動きそうな外観なのに実際は外部電源が必要なThunderbolt接続ケースなどがあります。こういうのを買ってしまうとノートブックと一緒に気軽に持ち歩くということができなくなってしまいます。
もう一つ気を付けたいのはケースがサポートするOSです。PCでもMacでもUSB 3.0が主流になりつつあるこの時代でも中にはWindowsしかサポートしていないというケースもあります。自分のMacにはUSB 3.0ポートがあるから大丈夫だろうと思って買うと動かなかったということになりかねません(経験者談)。ケースがサポートする環境は大概明記されていますので、必ず見るようにしましょう。サポートされている環境なのに動かないという場合はファームウェアの問題が考えられます。メーカーもしくは販売店のサポートに問い合わせてみましょう。
(6)外付けケースの安定動作・静粛性など
買い物になるとついスペックばかりに目が行ってしまい、実際にどのように動作するのかとかは未確認になってしまい勝ちですが、安定動作しない外付けケースほど役に立たないものはありません。また買ってしまったもののうるさくて使ってられないということなどもありうるでしょう。ただこればかりは実際に使ってみないとわかりません。そこで重要になってくるのがネットにあるユーザーのレビューなどです。外付けケースに限ったことではないですが、ネットでの情報収集は今のこの時代原則です。
上記のことを簡単にまとめてチェック表を作ってみました。買う前にこれだけはチェックしておきましょう。知っていて買うのと知らないで買うのとでは全然違いますから。
外付けケースチェック事項(2012年11月現在)
内部接続
SATA 3.0 (6G、III)対応かどうか?
eSATA
eSATAがSATA 3.0 (6G、III)対応かどうか?
USB 3.0
UAS(もしくはUASPモード)対応かどうか?
Thunderbolt、Firewire
ポートが二つあるかどうか?二つあったらポートはピン数など同じ規格か?
Thunderbolt
ケーブルは付いてくるのか?
バスパワー駆動
バスパワー駆動対応と表示されているかどうか?
OS
自分のマシンで使っているOSがサポートされているかどうか?
RAID
ソフトなのかRAIDコントローラーが付いているのか?
ユーザーの評価
ネット検索で見つかるユーザーはどのような評価をしているのか?
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