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2009年10月 2日 (金)

さきほど師匠から日本大使館で発行している

メールマガジンのコピーが送られてきたんですが、新しい大使様がいらしたみたいですねえ。頑張ってください。

で、師匠は普段メールのコピーなんて送ってくる人ではないし、メールの本文もなくてメールの最後に

(* ̄ー ̄*)

という顔文字のみ。何か裏があるなと思いつつ読み進んだらやはりありましたよん。挨拶文にフィンランド語のかなりイタイ間違いを発見。以下コピー文から引用。

隣りの隣りの国(フィンランド語ではnaaprin naapri


あの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 naapuriなんですけど....

着任したばかりの大使様が間違えるのはしかたないでしょう。でもねまわりの人がメール発行前にチェックしてあげないとダメでしょ。普通の企業で社外向けのメールのトップの挨拶文にこんな間違いがあったら担当者はかなり絞られるでしょうに。フィンランド語のチェックを担当した人がいるんなら、同じ間違いが繰り返されているし、その人の頭には「隣り、隣人」という意味の単語のスペルが完全に間違ってインプットされていますねえ。大使館にもフィンランド人はいるんだろうからフィンランド語の部分だけでもチェックさせればいいのに。

2009年9月20日 (日)

「二日酔い」のフィンランド語学

懇親会で飲みすぎました...二日酔いです。頭が割れるように痛いですweep

ということでこれをネタにちょっと書いてみます。「二日酔い」を意味する単語の中で一番メジャーなのは「krapula 」だと思います。たまに「kankkunen」という単語も聞きます。この単語を使っての言い方は二通りあって、所有文を使って

Minulla on hirveä krapula.
わたし(所格) ある(現在形単数3人称) ひどい(単数主格) 二日酔い(単数主格)

と言うか、もしくはolla動詞を人称活用させたものとkrapulaの内格形を使って

Olen hirveässä krapulassa.
ある(現在形単数1人称) ひどい(単数内格) 二日酔い(単数内格)

というふうに言うこともできます。日本人の方が気をつけた方が良いのはkrapulaのkの発音です。日本語ではkだけの発音がないのでkuの発音になってしまう人が多いのですが、たったこれだけのことなのに発音を間違えるとなかなか言ってることを理解してもらえない時があります。個人的な経験で言いますと、kuを発音するよりはいっそのことkを落としてしまってrapulaと言った方が通用する確率が高いような気がします。あまり使いたくない単語ですが、皆さんもお世話になる時があるのではと思って書いてみました。頭が痛いのでもう寝まっさ。おやすみなさい

2009年9月 2日 (水)

サーバーがダウンした時にフィンランド語では

色々な言い方がありますが、kaatua(「倒れる」)という動詞もしくはmennä nurin(「行く」+「逆さまに」⇨「ひっくり返る」)という言い回しをを使ったりします。サーバーはフィンランド語でpalvelinもしくはserveriです。

例)Palvelin on kaatunut.

例)Palvelin on mennyt nurin.


ダウンしている最中はolla動詞(「いる、ある」)とnurin(「逆さまに」)もしくはalhaalla (「下の方に」)という副詞を組み合わせて表現します。

例)Palvelin on nurin / alhaalla.

2009年6月 2日 (火)

フィンランド語で木陰は

という検索でこちらへ辿り着かれた方がいらっしゃったので書いておきます。完全に木陰に値する単語はないと思いますが、katveもしくはsiimesという単語が近い形でよく使われると思います。変化はkatveが内格形でkatveessasiimesが同じく内格形でsiimeksessäです。

2009年4月17日 (金)

フィンランド語で「カミングアウト」は

という質問をいただいたので久々のフィンランド語ネタです。フィンランド語では英語と全く一緒で

Hän tuli kaapista ulos.
彼(女)は 来た クローゼットから 外へ
「彼(女)はカミングアウトした。」

というようにtulla動詞(「来る」)とkaappi(「クローゼット」)の出格形+ulos(「外へ」)の組み合わせで表現します。名詞は「kaapista ulos tuleminen」です。日本語ではぴったりな表現がないような気がしますが、わたしが日本語を忘れているだけ?

2009年2月23日 (月)

「ミス・フィンランド」のフィンランド語学

完全な閑話です。
今年もミス・フィンランドの季節がやってきましたねえ。今年の候補達について詳しくはこちらなぞをどうぞ。リンク先で写真とビデオが見れますが、ビデオでは皆さんゆっくりはっきりと話しているのでフィンランド語の勉強になるのではないでしょうか。しかし美女を見ながらフィンランド語の勉強なんて極楽ですなあ wink

ということで、今回はミス・フィンランド関連の番組を見たりや記事を読んだりする時に役に立つ単語をいくつか。重要な単語は太字にしておきました bleah

Miss Suomi ミス・フィンランド

strategiset mitat(どちらも複数主格です) スリーサイズ

pituus 身長

paino 体重

ammatti 職業

finaali ファイナル、最終選考

finalisti ファイナリスト、最終選考候補

missi ミスもしくはミス候補者

malli モデル

bikini ビキニ

kuva 写真・画像

2009年2月22日 (日)

Pirunpeltoを3回分まとめて

見てしまいました。Pirunpeltoと言っても以前にここで紹介したこれのことではありません。6回シリーズのこちらのドラマです。と言っても先月に終わってしまいました。最終回は10万人以上ものフィンランド人が見たそうで。実は録画もしてなかったのですが、以前からこのブログで紹介している国営放送Yleisradioのareenaというサイトで見ることができました。このサイト、ニュースやドラマは見れるはラジオは聴けるは、生のフィンランド語に触れたい方にはもってこいのサイトです。特にMacユーザーには朗報が。QuickTimeのProを使っている人は動画をダウンロードできてしまうんです。ということでお宝集めにも最適です。フィンランド語ファンはGo!

2008年5月14日 (水)

「地震」のフィンランド語学

今日の日記を書いた時にニュース等で使われる単語も書いておけば良かったんですが、ちょっと時間が足りなかったのでこちらのカテゴリで書いておきます。

maanjäristys 地震

jälkijäristys 余震

maanjäristyksen keskus 震源

Richterin asteikko マグニチュード

kuollut 死者

uhri 犠牲者、被災者、被害者(必ずしも死んでいるとは限りません)

uhriluku 犠牲者数

vahinko 被害


この他に地面が揺れる時にはjäristäという動詞を使って

Maa järisee
地面が揺れている

と言う風に表現します。行方不明になっている状態はolla動詞とkateissaという副詞を使って

Kymmeniä tuhansia on kateissa
何万人も行方不明になっている

というように表現します。

2008年3月11日 (火)

ローマ字略語が

大ブレークというZAKZAKの記事を読みましたが、フィンランドでも少しはこの手の略語が使われます。最近一番有名なのはEVVKかな(発音はeeveeveekoo)。フィンランド語のEi voisi vähempää kiinnostaaの頭文字を取ったものです。詳しくはこちらなどをどうぞ。これを言われてしまったら話題を変えた方が良いでしょう。つまらないジョークしか言わないバカな上司に言ってやると鬱憤が晴らせるかもしれないですね。「フィンランドでは面白いジョークにこう言うんですよ」なんてね。書いたらやってみたくなりましたが、言えるような相手がいないです...もしくはつまらない宿題しか出さないフィンランド語の教師に言ってやるという手もありますが、二度とクラスに出ない覚悟でどうぞ (^^;

2008年3月 5日 (水)

Åarjel saemie

カテゴリはフィンランド語ですけど、フィンランド語には全然関係ありません。今日帰る前に用事で師匠のところに寄ったら師匠がニヤつきながら紙片を見ているじゃないですか。いきなり「ミサ君、これ何語かわかる?」と訊かれて目を通すと電子メールをプリントアウトしたものだったんですが、さっぱりわかりません。アルファベットはスウェーデン語と同じみたいなんですが北欧語系には見えないし、かと言ってフィンランド語によく似ているエストニア語でもないみたいだし。降参したらサーミ語の南の方言もしくは南サーミ語と呼ばれているものらしい。フィンランド語と親族関係にある言葉だそうで。世界でただ一人南サーミ語で電子メールを書ける日本人というのが師匠の自慢の種だそうですが(笑)、だいたい話者が300人程度しかいないって言うんですから世界に一人の日本人というのは実際そうなんでしょう。で、南サーミ語には興味はないんですが、ブログのネタに何かお願いしますということで「わたしはデブネコ ミサ・バズーカです」というのを南サーミ語でお願いしたら、

Manne buajtehks gaahtoe Misa Bazooka

と言うそうです。ちなみにこの日記の題は南サーミ語で「南サーミ」という意味だそうです。やりましたよん!これで世界で初めて南サーミ語の文を掲載した日本語のブログです〜♪ 

と書いてしまいましたが他にいないですよね?と、何が何でも世界初を目指しながらも不安になるデブネコでした〜♪

2008年2月 1日 (金)

「血」と「海」のフィンランド語学

どなたか「veri poikkeukset vokaalisointu」(日本語で「血 例外 母音調和」)という検索でこのブログに辿り着かれた方がいましたので少し書いてみます。

これ実はわたしもフィンランド語のコースに通っている時に不思議に思って師匠に訊いたことがあります。veri という単語のどこが変かというと、一音節目(ver)の母音が前舌母音の「e」なのに単数の分格がvertaで母音が「ä」ではなく「a」なんです。フィンランド語には母音調和という現象があって、一音節目の母音が前舌母音か後舌母音かによって後方の音節の母音が決定されます。前舌母音の後には前舌母音、後舌母音の後には後舌母音という具合です。例えば数字の1はフィンランド語で「yksi」(yは前舌母音)で、2は「kaksi」(aは後舌母音)ですが、これらの単語の単数分格は母音調和のせいで「yhtä」と「kahta」になります。普通は母音調和はこういう感じで問題ないのですが、先程のveri という単語の単数分格は教わった母音調和の規則に反しているわけです。どうせならこの単語の全ての変化形が後舌母音だと良いのですが、例外は単数分格だけで例えば単数内格は「veressä」となって母音調和の規則通りです。師匠によるとこういう例外はフィンランド語に古くからある単語の中では二つだけで、先程のveri meri(「海」)だけだそうです。このことについて誰だか有名な音声学の先生が研究論文を書いたそうで、それによると語幹のrが舌を後方に引っ張るから語尾の母音も発音しやすい後舌母音のaになったのであろうということらしいです。と、わたしが師匠から聞いて覚えているのはここまで。実は師匠にこの論文のコピーを貰ったのですが、読まないうちに(=読めないうちに)なくしました (^^; 
悪しからず〜

2008年1月16日 (水)

豆のフィンランド語学(閑話)

フィンランド語でグリーンピースのことをherneと言いますが、どうもフィンランド人はカッと怒った時等にこれを鼻から吸い込むようです。と言ってもことばの上だけの話ですが。

Hän on vetänyt herneen (もしくはherneet) nenäänsä.

直訳で「彼は鼻にグリーンピースを引き込んだ」ですが、「彼は怒ってしまった」という意味です。怒った理由は出格形の名詞で表現され、

Mistä Pekka on vetänyt herneen nenään noin pahasti?
「ペッカは何をあんなに怒っているの?」

みたいな感じで使われます。これは使う機会がない方が良い表現ですね。

仕事ができるようになったので今回の閑話シリーズはこれでおしまい。

犬のフィンランド語学(閑話)

話を聞いたり何かをしている時に何か怪しい、これは罠ではないだろうか等と思った時にこちらの人がよく言うのは

Siinä (もしくはsiihen) on koira haudattuna.


直訳すると「(そこには)犬が埋められている」という意味です。日本語だったら「何か怪しいねえ」もしくは「罠だ!」みたいな感じでしょうか。機会があったら使ってみてください。

フィンランド語で「もうけっこうです」(閑話)

今日は事情があって今仕事ができないので今までにこのブログに辿り着いた方の検索語のフィンランド語訳の更新を少し。

食事等の時に「もうけっこうです」「もういりません」と言いたい時は

Kiitos, ei
Ei kiitos

と言えば大丈夫です。「もう充分です」と言いたい時は

Nyt riittää

ですが、この言い方は頭に来て堪忍袋の緒が切れた時にも使いますので、状況確認を必ずしましょう(笑)食事の時等に「お腹が一杯」なのでもう充分ということを言いたければ先の文の後に

Olen täynnä

もしくは

Vatsani on täynnä

と言えば良いでしょう。Vatsani は「腹」という単語の単数主格に単数1人称の所有接尾辞がついたものです。Olen täynnäという言い方も別の意味があるのですが、長くなりますので今回はこの辺で。


フケのフィンランド語学(閑話)

話していて聞いた話が全くわからなかった時は、日本語では「何を言っているんだか全くわからない」等と冷たく言われてしまいそうですね。フィンランド語では普通は

Nyt en ymmärtänyt.

と言うのではないでしょうか。こちらには面白い言い方もあって

Nyt meni yli hilseen.

等ともいいます。Nyt meniは皆さんご存じかと思います。hilseenは頭のフケを意味するhilseの属格形で、yliは「〜の上越しに」す。簡単に説明すると「(相手の言っていることが)頭の上を飛び越えて行った」という感じです。くだけた表現ですので使うのはそれなりに場所と相手を考慮した方が良いでしょう。わたしはこれをフィンランド語の先生に向かって言ってしまい爆笑されました。

語彙集ちょっとは使っていただいているみたいで

うれしいです。いつもデスクトップで簡単に確認した後はFetchでサーバーに直接ファイルを落としているのでずっと自分でページを見に行ってなかったのですが、今日久々に管理者でログインしてみました。ここ半年はフィンランド人の方がけっこうアクセスしてくれているみたいで本来の役目は果たしたかなという感じでしょうか。語彙集の性格上内容は薄いですが、まあ日本語なりフィンランド語なり少し上達するまでの繋ぎに使っていただければと思います。

2008年1月14日 (月)

フィンランド語で「あっちこっち」?

今日同僚と話していてフィンランド語って2語からなる表現が多いねという話題になりました。きっかけは同僚が使ったnipin napin(「やっとなんとか」の意味)ということばだったんですが。面白いのでちくっとだけ書いてみます。

1.se(「それ」)とtämä(「これ」)の組み合わせ

「あっちこっち」
sinne ja tänne(方向を表す動詞等と共に)
siellä täällä(olla動詞等と共に)

「あちこちから」
sieltä täältä

「時々」
silloin tällöin


2.その他

「やっとなんとか」
juuri ja juuri
just ja just
nipin napin
nippa nappa
niukin naukin
hädin tuskin

「すばやく、とっとと」
kipin kapin

「ごたごた、ぐしゃぐしゃ」
sikin sokin
hujan hajan
mullin mallin

「ごろんごろん」
mukkelis makkelis


そのうち語彙集の副詞篇を作ったらそちらにこういう表現もできるだけ入れようと思っています。

2008年1月 9日 (水)

フィンランド語でハーブティーは

yrttiteeです。単純なyrtti (ハーブ)と tee(茶)の組み合わせです。どなたか検索していらっしゃる方がいたみたいなので書いてみました。

2007年9月24日 (月)

やがて哀しきフィンランド語 其の1 文学翻訳少女がムッとする時

最近フィンランド語関連をあまり書いていないので、今までにあったフィンランド語に関する体験談を暇な時に書いていきます。カテゴリ名シリーズ名は村上春樹の作品からパクりました。

追記 また無駄なカテゴリが増えるので、カテゴリ名はフィンランド語に戻しました。

こちらの人は会話で相手を察して質問を控えるということはあまりしません。純粋というか洗練されていないというか。興味が湧くと質問バシバシ。色々なことをずばずば訊かれたという経験はかなりの方が持っているのではないでしょうか。質問は個人的なことに及ぶこともしばしば。これを簡単に回避するには「個人的なことは話したくない」とひとこと言えば良いのですが、まじめな日本人はなかなかこれが言えないんですねえ。で、簡単に答えてそれで終わればいいのに、答えが新たな質問を生むということがよくあります。会話が終わってみたら話したくもないことを延々と相手のペースにはまって話していたなんてことも珍しくはないでしょう。

以前に師匠とその知り合いの留学生の女性と3人で食事に行って、その後飲みに行きました。女性を中心に「へえー文学の翻訳ですかー。すごいですね。」などと3人で談笑していると、たまたま同じ酒場にいた師匠の同僚マッティが話の輪に入ってきました。で、おとなしそうな日本人女性を目にするやら質問攻め。師匠って仕事場とは反して同僚はアカデミックとはほど遠いイメージの人が多いのはなぜ???という話は置いといて、以下その時の会話。

マッティ 俺マッティだけど、君の名前は?
女性 ◯◯です。
マ 日本人?出身は?
女 □□です。
マ フィンランドで何してんの?
女 学生をしています。
マ どこの学生?
女 トゥルク大学です。
マ 何勉強してんの?
女 フィンランド語を勉強しています。将来翻訳家になろうと思っています。
マ ふ〜ん。何でフィンランド語を勉強してんの?

と、ここで師匠が"危険"を察して

師 もういいんじゃないの。日本語で話したいんだからあっち行けよ。
マ 冷たいねえ。もうちょっと話をさせろよ。ねえ、何でフィンランド語なの?何の役に立つの?
女 ...(唖然)
マ 英語があればフィンランド語なんて必要なんじゃない?
女 ...(思いっきりムッとしています)

この後師匠がマッティを追い払って質問攻めは終わったのですが、会話がはずまなくなってお酒もあまりおいしくなかったのでした。

マッティが無骨でゴリラみたいな外観でデリケートとはほど遠いのは別にして、彼がした質問は特別でもなんでもなくて、日本に興味のない一般的なフィンランド人にとってはかなり普通の疑問です。日本人側からすると大きなお世話だと言いたくなりますが、彼らの感覚からすると、なぜ日本のような大国に住んでいる人間がフィンランドみたいな小国に興味を持つのかがわからないという感じです。さらにはフィンランド語みたいにマイナーで国際語でもない言葉を勉強しているとなると不思議でならないのです。特に若者は将来のEU内での仕事のこともあって英語英語で育ってきていますから、フィンランドの会社へ行くからフィンランド語を学ぶというのは簡単に理解できても、文化などに興味を持ってフィンランド語を勉強している日本人は「奇特な人」という感じです。だからといって本当に変人扱いされるわけではありませんけどね。

と、いうことで、これからこちらへフィンランド語を勉強しにいらっしゃる皆さんは、こういう時の為の答えを予め考えておくと良いかもしれません (^^)


2007年9月23日 (日)

外国生活を考えている人におススメの本

と言っても語学書とかは数がありすぎるので体験記みたいなものに絞ると、わたしがおススメするのはまずは村上春樹の『やがて哀しき外国語』。留学・フィンランド関連でしたら少し古いけど『フィンランド語は猫の言葉』。後者は現在のフィンランドの知識を得るにはあまり役に立たないでしょうが、フィンランドという国を知るには大変良い本だと思います。内容には敢えて触れませんので読んでみてください。

2007年9月18日 (火)

記憶と思い出のフィンランド語学

久々のフィンランド語ネタ。これ同じようなことを以前にも書いたと思っていたのですが、書いてなかったみたいです。許可ももらったしそのまま書きます。

先日頼まれて日本人の方が書いたフィンランド語を読みました。わたしから見たら大変上手に書けていたと思います。が、一つだけ単語の意味を間違って使われていました。muistiという単語です。この単語は日本語で「記憶、記憶力」の意味ですが、コンピュータ用語でメモリのことも指します。で、間違いは日本語に起因していて、日本語だと「あの日の記憶」みたいな感じで使いますが、これをそのままフィンランド語のmuistiでやっていました。フィンランド語のmuistiは視力や聴力と同じで身体能力の一部を指しますので、こういう使い方はされないと思います。「あの日の記憶」みたいな感じの記憶の場合、フィンランド語では「記憶、思い出」を意味するmuistoという単語が使われます。たかだかoiの差ですが、これを間違うと例えばロマンチックに書いた文が台無しになってしまいますので気をつけましょう。

2007年9月 2日 (日)

ユーロヴィジョン・ダンスコンテストでフィンランドが優勝!

やりました!フィンランド凄い!

2007年8月10日 (金)

フィンランド語の挨拶(ミサ流)

フィンランド語の挨拶はいろんなホームページで紹介されているはずなのですが、「フィンランド語 挨拶」とか「フィンランド語 おめでとう」とかで検索をしてこのブログに辿り着く方がけっこういらっしゃるようです。数が多いので全部は無理ですが、よく使われるものだけをまとめて書いておくことにしました。単語集には加えません。

敬語表現はあまりないのですが、短縮形よりも長い正式な長い方を使えば当然丁寧な言い方になります。でも言い方や語調によってかなり左右されますので、短縮形が失礼かと言えばそういうこともありません。初対面の人には長い正式な言い方をすれば間違いないでしょう。感謝の気持ちを強調したい時は英語と同じように「kiitos(感謝)」という単語を「paljon(たくさん)」や「moni(多くの)」というような単語と併用して強調します。「行ってきます」と「ただいま」は「やあ」とか「じゃあね」というような意味の挨拶を代用できます。

1.「おはよう(ございます)」

Hyvää huomenta!
Huomenta!(短縮形)


2.「こんにちは」

Hyvää päivää!
Päivää!(短縮形)


3.「こんばんは」

Hyvää iltaa!
Iltaa!(短縮形)
Ehtoota!(別の「夕」を意味する言葉を使った短縮形)


4.「おやすみ(なさい)」

Hyvää yötä!(こちらが普通です)
Kauniita unia!(「きれいな夢を」という意味で例えば子供等に言います)


5.「どうも」「やあ」

Hei!(身内や友人等の親しい人以外には年配の人に使わないと思います)
Moi!(これも同じ)
Morjens!(これも同じ)
Moro!(これも同じ)
Terve!(ちょっとした知り合いでも、知り合いであれば年配の人に使っても大丈夫だと思います)


6.「ありがとう(ございます)」「ごちそうさま」

Kiitos!
Tattis!(友人同士では良いですが、知らない人に使うと変かと思います)
Kiitoksia paljon!


7.「おめでとう(ございます)」

Onneksi olkoon!
Onnea!
Onnea paljon! 〜 Paljon onnea!(どちらの語順でも同じです)


7.「じゃあね」「ではまた」「さようなら」

Hei!〜Hei hei!
Moi !
Terve!
Näkemiin!(「またお会いしましょう」の意)
Nähdään!(これも同じ)
Hyvästi!(昔は違ったらしいですが、現在ではもう2度と会いたくないような時に言います。)


8.「ごきげんはいかが(ですか)?」「(病気の後等に)具合はいかが(ですか)?」

Kuinka voit?
Kuinka voitte?(1人の人に対して言うと敬語表現になり、複数の人に言うと普通の表現です)


9.「(仕事等の)調子はどう(ですか)?」

Miten (〜 kuinka) menee?
Miten (〜 kuinka) sujuu?


10.「どうぞ」

Ole hyvä!
Olkaa hyvä!(敬語表現です)
Olkaa hyvät!(複数の人に対してであって、敬語表現ではありません)


11.「どういたしまして」

Ei kestä!
Ole hyvä!(食事の後等に「Kiitos!」と言うと、こう言われることが多いです)
Olkaa hyvä!(敬語表現です)
Olkaa hyvät!(複数の人に対してであって、敬語表現ではありません)


12.「あけましておめでとう(ございます)」

Onnellista uutta vuotta!(「幸せな新年を」の意)


13.「メリークリスマス」(日本語にはないですもんね)

Hyvää joulua!


14.「良い旅を!」(日本語ではぎこちないですが、片岡義男の作品の名前の一部に使われていたような気が...)

Hyvää matkaa!


15.「(お)久しぶり!」

Pitkästä aikaa!


16.「何か(身の回りのニュースが)ありましたか〜ありますか?」

Mitä kuuluu?(これをよく「ごきげんはいかが(ですか)?」と訳している人がいますが、本来の意味ではないと思います。)


追記 「ごちそうさま」ですが、通常食後に「Kiitos!」と言えば食事のことを指すので敢えて何かを付け足す必要はないです。でもどこかへ招待されて、帰り際に食事を作ってくれた人へ(例えば奥様へ)あらためて感謝したい時などは「Kiitos ruuasta!」と言うと良いかと思います。「ruuasta」は「ruoka(食べ物、食事等の意)」で「ruoasta」とどちらを書いても良いことになっています。普通はこれに続けて「大変美味しかったです」とか言ったり、食事と言う単語を形容詞で飾ったりしますが、長くなってしまうのでこの辺で止めておきます。

2007年8月 8日 (水)

「雄」と「雌」のフィンランド語学

日本語 - フィンランド語 単語集を見たフィンランド人から日本語には特定の動物の雄と雌を表現する単語がないのかと訊かれましたが、オとメを付けるか、もしくはそれから派生したもの(雄鶏、雌鶏等)以外にあまり浮かびませんねえ。日本人にとったら逆にそういうのがあるほうが面白く感じるのではないでしょうか。フィンランド語もそんなにあるわけではありませんが(わたしが知らないだけかも)、単語集から抜き出して表にまとめてみました。表の「子」のカテゴリはオマケです。
Urosnaaras

2007年7月30日 (月)

アベシで政治のフィンランド語

アベシがネタというところが悲しいですが、こういう内容の予測がつく記事を読むとわかりやすいし、色々と単語や言い方も覚えると思います。

2007年5月11日 (金)

Euroviisut

日本の友人からの質問で「Euroviisutのviisuってvisionのフィンランド語なまり? でもなんで語尾に t があるの?」と訊かれました。これはよく訊かれるのですけど、viisuは歌のことです。おそらくスウェーデン語の「visa」(歌の意)から来ているのでしょう。ですからvisionとは関係ありません。師匠によるとフィンランド語では北欧語からの外来語が凄い数らしいです。で、Euroviisutは複数の主格形です。競技とか催し物とかではなぜか複数形が使われることが多いです。

2007年5月 7日 (月)

フィンランド語のネット文法書

有料だから後回しにしていたというのもあるのですが、これもずっと紹介しようと思っていながら忘れていました。Finn LecturaのCDROM文法書のネット版のデモバージョンです。本バージョンは家庭用で1年間100ユーロで使用できるみたいです。この金額を払うのだったら本を買ってしまった方が良いかもしれません。

2007年2月16日 (金)

フィンランド語で後悔

を検索している方がいたので取り上げてみます。まずは「後悔する」という動詞。フィンランド語では「katua」という動詞を使います。目的語は通常分格で

Minä kadun sanojani.
わたし 後悔する わたしの言葉 -> 「(わたしは自分が)言ったことを後悔しています」

というような感じで使われます。名詞はこの動詞から派生した「katumus」です。例えば

Katumus ei auta.
後悔 ない 助ける -> 「後悔しても始まらない / しかたがない」

という風に使われます。

2007年2月 7日 (水)

鍵を家に忘れて死にそうになる

というのは少し大袈裟ですが、やってしまいましたよん。しかもマイナス15度はあろうかという寒さの中で。あ〜寒かった。管理人を呼べば20ユーロで開けてくれますが、寒さに震えつつもセコいわたしはもちろん払う気なし。仕事場に予備のキーが置いてあったので同僚を携帯で呼び出してクルマで取りに行ってきました。こういう時に貸しがあると強いですね! 鍵を中に忘れてロックしてしまうことはフィンランド語で色々な言い方がありますが、メジャーなのは「lukita itsensä ulos (ロックする 自分を 外に)」という言い方ではないでしょうか。例えば、

Lukitsin itseni ulos autostani .
「インナーロックしました(クルマの場合。部屋だったら huoneestani)」

みたいな感じで使います。できれば使いたくない言い方ですね (^^;


2007年1月31日 (水)

ilman?

「ilman」という単語を検索してこのブログに辿り着かれた方がいましたので取り上げてみます。意味は「〜なしに、〜なしで」で、

1) Hän jäi ilman palkkaa.
彼は 残った なしで 給料 ⇨ 彼は給料をもらえなかった。

2) Hän pystyy lukemaan suomenkielisiä sanomalehtiä ilman sanakirjaa.
彼は できる 読む フィンランド語の 新聞を なしで 辞書  ⇨ 彼はフィンランド語の新聞を辞書なしで読むことができます

というような感じで使われます。フィンランド語には欠格(abessiivi)があるのでこの手の単語は必要ないように思えますが、欠格は決まった言い方でしかあまり使われないみたいです。欠格を使ってもそれはそれで通用しますけど、「ilman」を使った方が普通っぽいかな。

2006年12月12日 (火)

Kielitoimiston sanakirja

そうそう。師匠に指摘されていたのですが、直すのをずっと忘れていました。以前にSuomen kielen perussanakirjaをここで宣伝しましたが、現在は刷新されてKielitoimiston sanakirjaという名前でした。わたしは師匠にSuomen kielen perussanakirjaを貰ったので新しい方を忘れてました。78ユーロです。これにはCD-ROM版があるのですが、師匠によると本にない部分もあってこちらの方が良いらしいです。でも値段が150ユーロですので、ちょっち辛いところですなあ。

2006年12月 9日 (土)

フィンランド語で「美しい」

は「kaunis」です。日本語の「美しい」とほぼ同じ感覚で使えます。師匠の話によるとゲルマン語系の借用語だそうです。どなたかこのことばを検索していたみたいなので書いてみました。

2006年11月20日 (月)

フィンランドの検索エンジン www.fi

ずっと紹介しようと思っていて忘れてました。今はインターネット検索でGoogleを使うのは基本ですが、特定の国の情報を知りたい時は言語や国で絞ってもかなりゴミが入ってます。フィンランドのことに絞って検索するのでしたら新しいwww.fiがおススメです。売り文句で「HAKUKONE JOKA YMMÄRTÄÄ SUOMALAISTA」というだけのことはあって、ゴミを全く気にする必要がありません。

追記 先ほど自分の名前で検索してみたら247ヒットしました。で、確かめてみたら本当に一つもゴミはありませんでした。でも消したはずの電子メールアドレスで6つもヒットがあるのはまずいなあ。スパムが多いのはこのせいなのね。

2006年11月16日 (木)

「かわき」のフィンランド語学

ひっさびさのフィンランド語のネタ。ことばを学んでいて似たような単語が幾つかあって覚えるのに苦労したということがあると思います。今日紹介するフィンランド語で「乾く」、「乾かす」を意味する動詞もその部類の単語です。今日フィンランド人の友人と話していて、フィンランド人でもこんがらがることに気がつきましたので、取り上げてみます。

kuivaa 「乾く」という動詞があります。

Lattia on kuivanut. 「床が乾いた」

この場合の「kuivaa」は「kuivua」という動詞と同意語で、全く同じ意味で、

Lattia on kuivunut. 「床が乾いた」

と動詞を入れ替えて使えます。これが「口が渇いた」と言いたい時は、

Suu on kuivanut.
(= Suu on kuivunut)

と「床」の時と同じように自動詞的にも言えますが、一方で「口」を分格に置いて目的語にした他動詞的な言い方もあります。

Suuta on kuivanut.

日本語に訳すと違いはありませんが、「口の渇き」を強調するニュアンスの違いはあります。と、ここまでは問題ないのですが、前述の他動詞文を「kuivata」という他動詞を使って

Suuta on kuivannut.

と言うこともできます。非常に似ている単語ですが、変化は「kuivaa」がkuivi(3人称過去), kuivanut(過去分詞)と変化するのに比べ、「kuivata」はkuivasi(3人称過去), kuivannut(過去分詞)と違います。で、この「kuivata」ですが、これはこれで

Kuivasin vaatteet. (私は服を乾かした)

というように普通に「乾かす」という意味で使われます。前述の「口が渇いた」ちう文も厳密には「口を渇かした」という意味ですが、非人称で使われているので日本語に直すと「乾く」になってしまいます。「乾かす」という動詞はもう一つ「kuivattaa」というのがあります。もう予想できると思いますが、「私は服を乾かした」という文は、

Kuivatin vaatteet. (私は服を乾かした)

というように「kuivattaa」という動詞を使って同じ意味で言えます。で、話を「口の渇き」に戻すと、やはり「kuivattaa」を使っても言えるみたいです。現在形と過去形しか聞いたことはありませんが。

Suuta kuivatti (口が渇いた)

けっこう紛らわしいと思いますが、どうでしょうか?

2006年11月 3日 (金)

Satoi ensilumen 雪が降りました

久々のフィンランドネタ。
一昨日大雪になって20cmもの積雪となり、気温も一気に落ちて完全に冬に突入しました。路面が凍結して非常に歩きにくい状態が続いています。もっとサクサクした雪が積もってくれるとある着心地が良いし、見た目がきれいでいいんですけどね。明日はトゥルクでもマイナス10度近くいくみたいです。さぶそう...

さて今回はフィンランド語の単語を二つ程ご紹介します。

keli  路面や気象のコンディションのことをkeliといいます。「hyvä keli」、「huono keli」という風に使います。日本語では正確に対応する単語がないですが、フィンランド語では欠かせない単語です。

pakkanen  氷点下の寒さのことを指します。日本語でも凍りつく寒さと言えますが、凍りつく寒さは本当の氷点下の寒さとは限らないのに対し、pakkanenは氷点下の寒さ以外ではまず使いません。天気予報等で「aamulla on kova pakkanen」というように使います。

2006年8月21日 (月)

ミサのおススメリンク(フォーラム編)

フィンランド語に自信があるあなたに送る完全に独断と偏見のリンク集です。フィンランド人と会話できるフォーラムは腕試しにはもってこいの場所です。ただmixiみたいに皆が手加減してくれるとは思わない方が良いです。こちらの人はけっこう遠慮なしに下手だったら下手と言ってくれますから ^^。

Suomi24 (恐らくフィンランドで最大の総合系フォーラム)

City.fi (Deitti.netと同じ元締めCity紙によるほぼ総合系フォーラム)

MTV3.fi (民放MTV3が主催する総合系フォーラム)

Suomimetalli.net (ヘビーメタル系のフォーラム)

Motot.net (オートバイやモータースポーツ系のフォーラム)

puhelimeni.fi (携帯ユーザーの情報系フォーラム)

MIKROPC.NET (コンピュータ総合誌によるフォーラム)

UNIX.FI (フィンランド初のUnixユーザーの為のポータルサイトにあるフォーラム)

Hopeinen omena (アップルコンピューターのユーザーが集うハイレベルのフォーラム)

Etelä-Suomen Kerrostalokyttääjät ry (マンションやアパートの住人がお隣さんの奇怪な行動を報告し合う爆笑系フォーラム。新しい住居を探す人には大切なお隣さん情報源!?)

ミサのおススメリンク(出会い系編)

がっはっはなどと笑ってはいけません。これでフィンランド人に知り合えれば言うことないでしょう!検索をする為にフィンランド語を覚えるのも良いかもしれません!

DEITTI.NET (フィンランドで一番メジャーな出会い系)

Suomi24 Treffit(最近勢いがあるらしい出会い系)


二つでだけで足りるでしょ?

ミサのおススメリンク(ニュース・新聞編)

このインターネットの時代ですから、ことばの勉強に豊富なリソースを使わない手はないですよね。ということで、フィンランド全般の最新の情報が手に入るようなリンクを挙げてみます。

1.ニュース

Yle (フィンランドの国営放送のニュースページ)

Yle Tekstitv (フィンランドの国営放送の文字放送のインターネット版)

MTV3 (フィンランド第一の民放)

Helsingin sanomat (フィンランドで最もメジャーな新聞)

Kauppalehti (フィンランドの経済紙)

ITviikko (Taloussanomat系列のIT関連専門のニュースページ)

2.スポーツ・芸能・噂中心の夕刊紙(どっちも似たようなものです ^^)

Iltasanomat

Iltalehti

これらを全て読めるようになったら、フィンランド語の語彙は完璧でしょう。ちなみにわたしは読めません ^^;

3.ポッドキャスト(耳をならすにはもってこいですね!)

Yle (フィンランドの国営放送のポッドキャストサービス)

2006年8月20日 (日)

ミサのおススメのフィンランド語教材

mixiの方で数名の方から問い合わせがあったので、個人的にお勧めできるものを挙げておきます。選んだ基準は、「お金を払って買って5年後に読んでも損をしたと思わない」です。

学習書 フィンランド語のすすめ 初級編・中級編 佐久間 淳一著 

辞書    Uusi suomi-englanti-suursanakirjaSuomen kielen perussanakirjaNykysuomen sanakirja

(文法書 Suomen kielioppi)

実は先月さるところに師匠について行った時、日本語で書かれた学習書を古いのから今年出た新しい物まで色々見る機会があったのですが、本当にフィンランド語を勉強したい人には佐久間氏の本が一番だと思いました。他の本は古すぎるか、日常からかけ離れているか、お遊び程度か(= 挨拶や買い物で使うことばを覚えられる程度程度)、書いている人がフィンランド語をよくわかっていないか(書いてしまった! 今後いじめられるかも...太字は師匠談ということにしておこう!)のどれかにあてはまりました。

辞書は日本語のもありますけど、正直本格的な辞書ではなくて、わたしがここでやっているのに毛が生えた程度の語彙集です。師匠が言うには「用例のない辞書は辞書に非ず」だそうですが、本当にそうだと思います。上記の辞書を3つとも揃えたら他は必要ないと思います。

文法書は最近Iso suomen kielioppiというのが鳴り物入りで出ました。これは研究者の方には良いかもしれませんが、正直なところフィンランド語の学習には使えないと思います。フィンランド語にはこういう言い方もある、ああいう言い方もあるというふうに様々な文法事項をわかりやすく網羅してるのは未だにAarni Penttiläという方が書いた「Suomen kielioppi」しかないと思います(リンク先参照)。Penttilä氏の文法書はかなり古く、わたしも一部しか読んだことがないですけど、読んでいてなにかこうフィンランド語の秘伝書もしくは奥義書を読んでるような気がしてくる、そんな本です。わたしは昔たまたま本に出てきた動詞の再帰変化(?)について知りたかったのですが、そのことについて書いてある本はみな研究書で難渋していたところ、師匠のススメでこの本を見たら全て載っていて目を見張りました。ただもう半世紀近く前に出た本ですので括弧入りにしておきます(今出ているのは復刻版)。

2006年8月18日 (金)

Googleの単語化に対する対応

以下CNET Japanより引用

”Googleが、「google someone(だれかについてググる)」といった一般動詞としての同社名の使用を厳重に取り締まる意向を明らかにした。”(http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20203307,00.htm)

これってけっこうGoogleのイメージダウンに繋がったりして。取り締まるっていったいどうやって取り締まるのでしょう? Googleの動詞版はフィンランド語にももちろんできてます。一番メジャーなのはgooglataやgooglettaaですかね。でも新しい外来語だけあって変化は不規則です。こんなことに目くじらを立てるなんてGoogleってけっこうつまらない会社なのかな?

2006年6月22日 (木)

Hyvää juhannusta!

この週末は夏至祭です。明日は前夜祭でお店はみな正午までしか開いてません。フィンランドにいる日本人の皆さん、買い物を忘れずに!

Työkiireessä meinasin unohtaa koko juhannuksen. Hyvä, että törmäsin kadulla toimistosihteeriimme, joka tiesi muistuttaa minua juhannuksesta. Muuten olisin tullut töihin huomennakin.

2006年6月 1日 (木)

植物は難しい!

今中断している単語集を作っていて思ったのですが、植物の名称は動物のよりかなり難しいです。考えてみればワールドワイドな植物なんて観葉植物位しかないですからね。その点は動物も同じですが、実際は野生動物を紹介する子供向けのテレビ番組などを見てだいたいのところは知ってるんですよね。もちろんテレビ番組が豊富に見れる国に限定しての話ですが。植物の子供向け番組なんて教育テレビ以外は考えられないでしょう。おおざっぱな名称が見つかれば良いのですが、そういうのがない場合は学名みたいなものを使うしかありません。こうなってくるともう訳自体が小難しく、気軽な単語集の域を超えて辞書になってしまいます。そういうのももちろん必要ですが、ここで扱うのはどうかなと思って、今後の展開を思案中です。植物関連の単語はごく少数にしぼるか公開をかなり先に延ばすかのどちらかになるでしょう。

2006年4月18日 (火)

ココログなわけ

ブログを始める前に色々と調べてみたのですが、テキストエンコードでutf-8を使えるのってココログしかありませんでした。フィンランド語のäとかö(フィンランド語の俗語でääkkösetと言います。アルファベットをaakkosetと言いますが、それを改変したものでしょう。)は&にauml;やouml;などでも表示できるのですが面倒くさくて。コンピュータは本当に便利になりましたが、文字に関してはまだまだ移行期と言う感じかな。

2006年4月13日 (木)

お知らせ

明日の午後から今月末まで遠出することになりました。単語集は今月一杯お休みさせていただきます。ブログの方は少しだけ更新できると思います。

2006年4月 6日 (木)

フィンランド語の文法

フィンランド語の格変化は大変だと聞いてましたが、規則正しいせいか頭によく入ります。わたしにはドイツ語とかの方が難しく感じられますが、他の人はどう思っているのでしょう。

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