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2012年8月 9日 (木)

USB 3.0接続外付けRAIDケース対決! RAIDON R2420-B3 vs. SNT ST-2250RU3






RAIDONのR2420-B3のファームウェアアップデートが済んでMacBook Airでもしっかり認識されるようになったので、早速SNTのST-2250RU3と対決させてみました。本当はSSDでやると面白いのでしょうが、お遊び用のSSDは三つともお遊び用ではなくなってしまったので今回はHDDでの検証です。さすがにお遊びでSSDを5個も買いたくないですからね

今回の検証のポイントはRAIDケースの転送速度はドライブ数がものをいうのか、それともチップ性能が重要なのかというところです。R2420-B3は2ベイ、ST-2250RU3は5ベイということでドライブ数が3も違えば多少のチップ性能の差は問題とならない気がしますが実際はどうでしょう。では、いつものように検証環境からどうぞ。



転送速度検証環境
• 機種
MacBook Air Mid2012 (4GB)
• システム
Mac OS X Mountain Lion (10.8)
• 内蔵ドライブ: Apple SSD TS128E
• 外付けドライブ:Samsung Spinpoint MP4 HM640JJ
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
内蔵ドライブのFS外付けドライブのFS
HFSXHFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 8.0 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB(空ファイル) x 1



結果は下のリンクから続きをどうぞ。



まずはAJA System Testですが、ファームウェアをアップデートしたR2420-B3はいきなり200 MiB/sを突破!ドライブ数の差をものともしていません。でもまだ幻想世界での話ということで、ここまではさほど驚きませんでした。が、

Raidon_vs_snt_aja_2


キター!R2420-B3はファイルコピーでも200 MiB/sを突破して、なおかつ内蔵から外付けへのコピーではAJA System TestのWriteの結果を上回りました!スゴい!HDD初の200 MiB/s突破です!さすがoxfordチップ!Macworldの検証結果なんかを見ると、LaCieのThunderbolt接続のLittle Big DiskよりHDDだったら速いかも 俄然R2420-B3の実力をSSDを使って検証したくなりました!まあ年内にはやると思いますねえ。ST-2250RU3はと言えば前回計測時と似たような結果に。ドライブ数が3つ多くてもチップ性能の差は埋められませんでした...
Raidon_vs_snt_fc_2


R2420-B3ですが、大きいせいかあまり人気ないみたいですねえ。安く売っていたら絶対に買いですよん!Samsung Spinpoint MP4 HM640JJを使っての計測では、Thunderboltを使って110 MiB/sぐらいがシングルドライブでの最高記録ですので、R2420-B3を使うと倍近い性能アップです。ということでRAIDONの底力を感じる外付けケースですねえ♪

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