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2012年6月30日 (土)

7ミリ対決!Kingston SSDNow V200 (128GB) vs. Western Digital WD5000LPVT (500GB)



お遊び用のSSDが届いていたのでおもむろに検証です。Kingston SSDNowはいろんなところで安売りしていますね。遅いからかな?まあ遅いと言ってもHDDよりは遥かに高速なのですが。

7ミリ対決対決などと書いてみましたが、今回の目的は今までこのBlogに書いてきたことが当たっているかどうかの検証です。内蔵ドライブのScorpio Black (WD7500BPKT)よりも速いSSDドライブを外付けケースに入れてはたしてどの程度の性能が手に入れられるのかというところです。このBlogでは内蔵ドライブより速いドライブを外付けケースに入れて使ってもあまり意味がないということを書いてきましたが、実際はどうでしょう。比較対象には同じ厚みで使用域が重なり2.5インチ5400rpmドライブ史上最強と思われるWD5000LPVTを使いました。

以前の検証でわかっていることは、検証用のWindowsマシンのUSB 3.0は遅い、WindowsマシンのeSATAは内蔵ドライブと同等の速さ、MacはFirewire以外はExpressCard経由になるのでオンボード対応のポートに比べると遅いといったところでしょうか。そこら辺を踏まえて検証結果を見ていただければと思います。結果は下の方の「続きを読む」のリンクからどうぞ。




転送速度検証環境
• 機種
Windows: ZOTAC nano AD10 1.6 GHz 8GB(AHCIモード)
OS X: MacBook Pro 4.1 (Early 2008) 2.5 GHz 6GB
• システム
Windows: Windows 7 SP1 Home Premium
Mac: OS X Lion (10.7.4)
• 内蔵ドライブ: Western Digital Scorpio Black (750 GB, 7200 RPM) WD75000BPKT
• 外付けドライブ:Kingston SSDNow V200 (128GB), Western Digital Scorpio Blue WD5000LPVT (500 GB, 5400rpm)
• 内蔵及び外付けドライブのファイルシステム
OS内蔵ドライブのFS外付けドライブのFS
WindowsNTFSNTFS
OSXHFSXHFSX
• AJA System Testの環境:
File Size: 8.0 GB (= GiB), Video Frame Size: 2048x1556 10-bit RGB
• ファイルコピーの環境
File Size: 10.0 GiB(空ファイル) x 1
• 使用ポート
Firewire 800
OS X: オンボード
USB 3.0
Windows: オンボード(Renesas社製ホストコントローラー)
eSATA
Windows: オンボード



結果はポートごとにまとめてみました。速い方は黄色地に赤文字、同速の場合は黄色地に黒文字です。外付けドライブの接続にはNewerTechのNewerTech Voyager Qを使いました。AJA System Testの結果は幻想世界のものとして見てくださいね。

まずはFirewire 800ですが、このポート経由で外付けドライブを使う場合、予想通りSSDであろうがHDDであろうが差はないという結果になりました。5400rpmのHDDの方がSSDより速かったりもしますcoldsweats01



Ssd_vs_hdd_fw800



USB 3.0ではMacでAJA System TestのReadと外付けから内蔵へのファイルコピーでは少し大きめの差が出ていますが、これもほとんど同等と言って良いでしょう。ここでも5400rpmのHDDの方がSSDより速かったりしますcoldsweats01



Ssd_vs_hdd_usb3



最後のeSATAですが、さすがに内蔵ドライブと同等の速度が出るWindowsマシンのeSATA接続ではSSDの実力発揮というところですね。このぐらいの速度になるとHDDだったらRAIDでなんとか出せるというレベルです。が、MacでExpressCard経由になるとこれまたSSDでもHDDでもほとんど変わりがないという結果になりました。



Ssd_vs_hdd_esata


ということで結論ですが、


  • WindowsではeSATA接続で内蔵ドライブの拡張として使えば、それなりにSSDの転送速度を活かせる。

  • 検証用WindowsマシンのUSB 3.0、MacのFirewireポートやExpresscard経由のポートみたいにコントローラーもしくはポート自体の性能が低い場合は、外付けケースにSSDを導入してもお金をドブに捨てるようなもの。

といったところでしょうか。以前にOWCがMacBook Airのユーザー向けにOWC Mercury Elite-AL Pro mini Quad InterfaceにSSDを入れて売ってましたけど、当時のMacBook AirではUSB 2.0しか使えないし、ああいうのは何も知らないユーザーを騙して高いものを売りつけているだけですねえ。外付けドライブやケースはRAIDとか高速ポートとか謳い文句を並べて売られていますが、お持ちのマシンの内蔵ドライブやポート類の性能をよく考えて購入しましょう。この検証でもわかるように、マシンのポートやコントローラーの性能が低い場合はSSDより大容量で安いHDDを外付けケースに入れれたほうが投資に見合った性能に加え大容量を手に入れられます。


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