NewerTechのクアッドインターフェースドック(USB 3.0、eSATA、Firewire 800&400)Voyager Qの転送速度を検証
してみました。クアッドと言いつつFirewire 400はもう数に入れないでいいでしょうということで実質USB 3.0、eSATA、Firewire 800の三つですが。外付けディスクのファイルシステムはexFAT、NTFS、HFS+の三つを試してみて、内蔵ディスクのFSとの組み合わせは以下の通りです。
OS | 内蔵ディスクのFS | 外付けディスクのFS |
---|---|---|
Windows | NTFS | NTFS |
Windows | NTFS | exFAT |
OS X | HFS+ | HFS+ |
OS X | HFS+ | exFAT |
まずはWindows側で定番ソフトのCrystalDiskMarkで計測。ケースやアダプター等のテスト環境は下の方のファイルコピーでのテスト環境をご覧ください。左からUSB 3.0、eSATA、Firewire 800の順です。上段はexFAT、下段はNTFSです。
USB 3.0がむちゃんこ速い!ReadではeSATAに負けていますが、Writeではトップをマーク!第2世代のチップを使っているのかな?akasaのケースの時とは大違い!ビックリしました。で、ファイルコピーでの実測ですが、こちらも悪くはないですよん。
テスト環境
機種: MacBook Pro Early2008 2.5GHz 6GB
内蔵ディスク: Western Digital Scorpio Black (750 GB, 7200 RPM) WD75000BPKT
OS Xパーティション (HFS+):649 GB
Boot Campパーティション (NTFS):100.3 GB
外付けディスク:Samsung Spinpoint M8 1TB(HN-M101MBB)
システム
ファイルコピーの環境
Windows 7 SP1
OS X Lion (10.7)
外付けディスクのファイルシステム
ファイルシステム 1: exFAT(WindowsとMac)
ファイルシステム 2: NTFS(Windows)
ファイルシステム 2: HFS+(Mac)
ファイルコピーの環境
File Size: 5.0 GB (= GiB) x 1
eSATAアダプタ: FirmTek SeriTek/6G
USB 3.0アダプタ: akasa USB 3.0
こちらが結果になります。(最速はイエロー)
Windows側ではUSB 3.0が内蔵ドライブから外付けドライブと外付けドライブから内蔵ドライブへの双方向でトップ!ですが、Mac側はもっと凄かった〜〜!Voyager QのFirewire 800の速さはFirewire 800の王者マクベスちゃんとためを張っています!計測ミスかなと思って5回も測り直しましたが、1〜2秒の違いしかありませんでした。eSATAは外付けドライブから内蔵ドライブへのコピー速度でなんとか面目を保ちました。
USB 3.0の速度がakasaのケースの時に比べてかなり上がりましたが、それでもFirewire 800搭載機を所有のMacユーザーには必要ないという結果に。WindowsはFirewireが安定していないし、ドライバーが悪すぎるのかなあ。Windowsユーザーにはこの位の速度だったらUSB 3.0をおすすめできますね。まあMacユーザーから見たら全部のポートがダメ出し速度ですが(爆)
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